英語喫茶~英語・英文法・英会話~
著書向け確認問題

英語喫茶基礎からの英語学習確認問題仮定法過去 Day75>仮定法過去について 記述式問題の解説




 記述式練習問題の解説です。
 練習問題の解答後に参照してみてください。
問題文です

1.If I am not busy, I can go to see the soccer game.
(私が忙しくないのなら、そのサッカーの試合を見に行くことができます。)

(私が忙しくなければ、そのサッカーの試合を見に行くことができるのに。)

2.If I can speak English, I will talk to her.
(私が英語を話すことができるのなら、彼女に話しかけます。)

(私が英語を話すことができれば、彼女に話しかけるのだが。)

3.If she tries harder, she will succeed.
(彼女は一生懸命やると、成功するでしょう。)

(彼女は一生懸命やれば、成功するだろうに。)


解答です

1. If I were not busy, I could go to see the soccer game.
(私が忙しくなければ、そのサッカーの試合を見に行くことができるのに。)

2. If I could speak English, I would talk to her.
(私が英語を話すことができれば、彼女に話しかけるのだが。)

3. If she tried harder, she would succeed.
(彼女は一生懸命やれば、成功するだろうに。)


解説です

 仮定法過去の文を作る問題です。
 ( )の中の語句を書き換えていきますが、仮定法過去の文は次の型にあてはめていきます。

 If+主語+過去形, 主語+助動詞の過去形+動詞の原形


問題1について
 問題文のIf I am not busy, I can go to see the soccer game.ですが、if節では、過去形を使いますので、amは過去形のwereになります。(通常はamの過去形はwasですが、仮定法の場合はwereを使います。
 また主節においては助動詞の過去形を使いますので、canはcouldになります。動詞は原形ですので、goをそのまま使います。
 すると、解答は次のようになります。
 If I were not busy, I could go to see the soccer game.
 (私が忙しくなければ、そのサッカーの試合を見に行くことができるのに。)


問題2について
 問題文のIf I can speak English, I will talk to her.ですが、if節では、過去形を使います。
 動詞はspeakですが、この場合は助動詞を使っているので、その助動詞を過去形にします。したがってcanをcouldにします。

 また主節においては助動詞の過去形を使いますので、willはwouldになります。動詞は原形ですので、talkをそのまま使います。すると解答は次のようになります。
 If I could speak English, I would talk to her.
 (私が英語を話すことができれば、彼女に話しかけるのだが。)


問題3について
 問題文のIf she tries harder, she will succeed.ですが、if節では、過去形を使いますので、triesはtriedになります。triesはtryに「s」がついた形です。tryは「試みる」という意味の動詞です。

 また主節においてですが、助動詞の過去形を使いますので、willはwouldになります。動詞は原形ですので、succeedをそのまま使います。すると、解答は次のようになります。
 If she tried harder, she would succeed.
 (彼女は一生懸命やれば、成功するだろうに。)











 英語喫茶の基礎からの英語学習とやさしい英会話の表現等は、大学の先生方の協力により細部までチェックを入れて作成しています。基礎からの英語学習は科学研究費助成事業(科研費)の研究対象になっています。


Copyright(c) 英語喫茶~英語・英文法・英会話~ :サイト内の文章・図等の無断掲載を禁じます