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著書向け確認問題


 選択式確認問題の解説です。
 練習問題の解答後に参照してみてください。

選択式2  依頼のcanについて




解説です

 「can」を使って、「依頼」を表す文を作ることができます。
 型は疑問形となる「Can you +動詞の原形」になります。主語と助動詞「can」の語順が逆になる形です。


問題1について
 解答は次のようになります。
 Can you tell me their secret?

 型は「Can you+動詞の原形」ですので、Can you tellを選択します。
 「tell」は「教える」という意味がある動詞です。tell meで「私に教える」というような意味になります。そしてCan you tell meで、「私に教えてくれませんか」という意味になります。


問題2について
 解答は次のようになります。
 Can you let me have a phone number?

 「Can you+動詞の原形」から、Can you let me haveを選択します。
 「let」は使役を表す動詞です。let meで「私に~をさせる」という意味になりますが、 let me haveで「私に~を持たせる」という意味合いが生じます。


問題3について
 解答は次のようになります。
 Can you give me another couple of hours?

 「Can you+動詞の原形」から、Can you give meを選択します。
 give meで「私に与える」という意味合いですが、Can you give meで「私に与えてくれませんか」という意味になります。


問題4について
 解答は次のようになります。
 Could you tell me anything about her?

 型は「Can you+動詞の原形」ですが、ここでは「can」の過去形である「could」を使っています。このように「could」を使うと、より丁寧な表現にすることができます。

 Could you tell meを選択します。これで「私に教えてくれませんか」という意味になります。 問題1の解答を過去形にした形ですが、より丁寧な表現になっています。
 また注意することは、過去形を使っていますが時間的には過去のことではなく、現在のことになります。あくまでも丁寧な表現にするために、過去形を使っています。











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