最初は英語の文の種類からです。
英語にはどんな種類の文があるのかを見てみます。
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普通に誰かに伝えようとする文です。
たとえば
I study English everyday.
(私は英語を毎日勉強しています。)
のように。
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文字通り疑問を表す文です。
疑問文の作り方は、
be動詞の文は語順を「be動詞+主語」にします。
This watch was expensive.
(この時計は高かったです)
↓
Was this watch expensive ?
(この時計は高かったですか)
一般動詞の文は語順を変えずに文頭に Do,Does,Did をおきます。
You study English everyday.
(あなたは毎日英語を勉強します)
↓
Do you study English everyday ?
(毎日英語を勉強していますか)
また疑問文には以下のような種類があります。
1<一般疑問文>
通常、Yes/No で答えられる疑問文のことをいいます。
Do you play soccer ?
(サッカーをしますか)
これは肯定の疑問文ですが、否定の疑問文は、
Don't you play soccer ?
(サッカーをしないのですか)
となります。
また上の疑問文に対する答え方は、肯定、否定の疑問文にかかわらず答える内容によって Yes/No で答えます。
Do you play soccer ?
Yes, I do.(はい、します)
No, I don't.(いいえ、しません)
Don't you play soccer ?
Yes, I do.(いえ、します)
No, I don't.(はい、しません)
これは、否定の疑問文は相手が否定の答えをすることを期待して話すときに使うからなんです。 否定の疑問文に対する答えは、「Don't」を「Do」に置き換えて考えると答えやすいかもしれません。
2<特殊疑問文>
疑問詞を使う疑問文のことをいいます。
Who is the captain ?
(キャプテンは誰ですか)
疑問詞についての詳しいことは後ほど書きます。
3<選択疑問文>
2つ以上のものから選択させる疑問文のことをいいます。
ですから「Do」があっても Yes/No では答えません。
Do you drink coffee or tea ?
(コーヒーと紅茶どちらにしますか)
4<間接疑問文>
疑問文自体が、ある文の中で従節として働いているものをいいます。
I don't know what time it is.
(私は何時かわかりません)
間接疑問文についてはまた後ほど詳しく書きたいと思います。
5<付加疑問文>
文の後ろに疑問形を付け加えるものをいいます。
一般に確認や同意を相手に求めるときに使います。
また、文の形は肯定文の後ろには否定形が、否定文の後ろには肯定形がそれぞれ使われます。
You are a student, aren't you?
また語尾を上げ調子でいう場合と下げ調子でいう場合では意味が少し違ってきます。
上げ調子の時は、(学生なんでしょう?)と質問の気持ちが加わり下げ調子の時は、(学生ですね)と念を押す気持ちになります。
けれども、これは原則的な区別で実際にはたいした意味の変化はありません。
その他付加疑問文についての詳しいことは後ほど書いていきます。
6<修辞疑問文>
話し手の内容を聞き手に納得させる疑問文ですが、肯定形の修辞疑問文は強い意味での否定を表します。
Who knows?(誰が知ろうか)=Nobody knows.
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命令や禁止、要求などを表します。ふつうは主語である You を省略して動詞の原形で始めます。
Take your time.(ごゆっくり)
また否定形の命令文は Don't や Never を使います。
Don't waste your money by buying things you don't need.
(必要でないものを買ってはいけない)
let を使った命令文もあります。普通は1人称または3人称に対しての命令文に let を使います。
1人称に対しての命令文
Let me take one more picture.
(もう一枚とらせてください)
3人称に対しての命令文
Let her come if she insists.
(彼女がどうしてもというのなら来させなさい)
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喜びや悲しみ、驚きなどの感情を表す文のことをいいます。
ふつうは how や what で文を始めて、語尾には ! をつけます。
1<how を使った感嘆文>
形式は<How+形容詞(副詞)+主語+動詞+...!>となります。
How hot it is !
(なんて暑いんだろう)
また how には次のような形式もありますが文語的です。
<How+形容詞+a(an)+名詞+主語+動詞+...!>
How pretty a flower this is !
(なんて綺麗な花なんだろう)
2<what を使った感嘆文>
形式は<What a(an)+形容詞+名詞+主語+動詞...!>となります。
What a pretty flower this is !
(なんて綺麗な花なんだろう)
またこの文の複数形は、
What pretty flowers these are !となります。
(How pretty flowers these are ! とすることはできません)
3<省略された感嘆文>
主語と動詞が省略された感嘆文です。
What a surprise !
(びっくりした)
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感嘆文の中で願望を表す文のことをいいます。
意味は「〜しますように」となります。
文頭に May をおきます。
形式は<May+主語+動詞>ですが、仮定法で表すこともあります。
文語的です。
May the new year bring you happiness !
(新年もいい年でありますように)
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