当ページはURLを変更しました。
3秒後に新ページに移動します。
ブックマーク等は移動先のページに変更をお願いいたします。
ページが移動しない場合は下記に移動してください。
新ページ基礎からの英語学習
<英語喫茶TOPへ>
<前の英文法「Day」へ> <英文法インデックスへ> <次の英文法「Day」へ>




next to/across/along/by などの場所の前置詞A(前置詞B)


Day40は前置詞の3回目になります。
前回のDay39でも場所に関係した前置詞についてふれてみましたが、今回は前回では書ききれなかったものについてふれていきます。




  「(何か)のとなり」だとか、「(何か)の前」とかをあらわすのにはどうしていますか?
たとえば下の図を見てください。









それぞれの色の位置について、どのようにあらわすことができるでしょうか。
まず blue を中心に考えてみると次のようにあらわすことができます。


Blue is next to brown.
(青は茶色のとなりです)

Blue is next to green.
(青は緑のとなりです)

Blue is in front of red.
(青は赤の前です)

Blue is in back of pink.
(青はピンクの後ろです)

Blue is between green and brown.
(青は緑と茶色の間です)


このようにあらわすことができます。
つまり、それぞれで使われている前置詞の意味は次のようになります。


<next to A>で、「Aのとなり」という意味になります。

<in front of A>で、「Aの前に」という意味になります。

<in back of A>で、「Aの後ろに」という意味になります。
また、in back of は「behind」であらわすこともできます。
Blue is behind pink.
(青はピンクの後ろです)


<between A and B>で、「AとBの間」という意味になります。


それぞれを覚えると位置をあらわすのにとても便利になります。
それでは次に「blue」以外を中心とした位置の関係を少し書いてみます。


Pink is in front of blue.
(ピンクはブルーの前です)

Green is next to blue.
(緑は青のとなりです)

Red is behind blue.
(赤は青の後ろです)


ただし、お互いが向かい合っているときは「opposite」をつかいます。
opposite には「〜の向かい」や「〜に向かい合って」という意味があります。

She was standing opposite me.
(彼女は私と向かい合って立っていました)






between と among について


between は上でも書いたように「〜の間に」という意味です。
例文を1つ書いてみます。


The train runs between Hakodate and Aomori.
(その列車は函館と青森の間を走っています)


このように between は基本的に2つのものの間という意味で使われます。
それに対して、「3つ以上のものの中」という意味では「among」が使われます。
次に among の例文を書いてみます。


She was standing among them.
(彼女は彼らの中に立っていました)















  「〜にそって」や「〜づたいに」という意味では along という前置詞があります。
たとえば along the river では「川にそって」という意味になります。
例文を書いてみます。


I walked along the shore.
(私は海岸沿いに歩きました)
[shore = 海岸]

Our car was moving along the main street.
(私たちの車は大通りにそって走っていました)


along についてイメージした図は下のようになります。















★<through「〜を通って」>

「〜を通って」という意味では「through」があります。
たとえば through the city は「街を通り抜けて」という意味になります。
例文を書いてみます。


The train passed through a tunnel.
(その列車はトンネルを通り抜けました)

He went through a red light.
(彼は赤信号を無視して行った)


through についてイメージした図は下のようになります。















★<around (round)「〜の周り」>

「〜の周りに」という意味では around または round を使います。
また「あちこちに」という意味もあります。
たとえば、around(round) the tree は「木のまわりに」という意味になります。
例文を書いてみます。


We sat around a table.
(私たちはテーブルの周りに座りました)

I walked around the town.
(私は街の周りを歩きました)


around (round)についてイメージした図は下のようになります。









★<across「〜の向こう」>

「〜の向こう」という意味では「across」があります。
また across には「〜を横切って」という意味もあります。
たとえば、across the street は「通りの向こう側」という意味になります。
例文を書いてみます。


I live across the river.
(私は川の向こう側に住んでいます)

He walked across the bridge.
(彼は橋を歩いて渡りました)


across についてイメージした図は下のようになります。















また、across に from がつくと「〜の向かい」や「〜正面に」という意味になります。
たとえば across from me では「私の向かいに」という意味になります。
つまり、<across from A>では「Aの向かい」というようにお互いに向かい合っていることをあらわします。
例文を書いてみます。


The store is across from the theater.
(その店は映画館の向かいにあります)


across from についてイメージした図は下のようになります。










「〜の近くに」の by と beside


「〜の近くに」というように、すぐそばにあることをあらわすのに by と beside があります。
例文を書いてみます。


My house is by the river.
(私の家は川辺にあります)

He stood beside me.
(彼は私のそばに立ちました)


このように by と beside を使って「〜近くに」や「〜のそばに」とあらわすことができます。
ただし、by よりも beside のほうが左右に近い位置を意味します。(並んでいるという意味があります)














  最後にその他の前置詞として、with と without のことについて説明していきたいと思います。


★<with について>

with には「(誰か)と一緒に」や「(何か)を持って」、「(何か)を身につけて」という意味があります。
それぞれについて例文を書いてみます。



<(誰か)と一緒にの場合>

I went shopping with my friend.
(私は友人と買い物に出かけました)

このように、with の後に「人」をおいて「(人)と一緒に」とあらわすことができます。


<(何か)を持っての場合>

Who is that woman with an umbrella ?
(あの傘を持った女性は誰ですか)

with の後に「物」をおいて人が持っている物をあらわすことができます。

また、with の後に「道具」にあたるものをおいて「(その道具)を使って〜する」という意味を表す場合もあります。
その場合の例文も書いてみます。

I washed my shoes with soap.
(私は石鹸で靴を洗いました)



<(何か)を身につけての場合>

That woman with glasses is my mother.
(めがねをかけたあの女性は私の母です)



★<without について>

without は「〜なしで」という意味です。


She went without an umbrella.
(彼女は傘を持たずに出かけました)

We can't live without water.
(私たちは水なしでは生きていくことができません)




with があらわす付帯状況


付帯状況とは、「〜をしながら」や「〜の状態のままで」ということです。
つまり、そのある状態のままで他の動作をしていることをあらわします。
まずは例文を書いてみます。


She studies with her hat on.
(彼女は帽子をかぶったまま勉強をします)

このように、with 以下の文が付帯状況(〜しながら)をあらわします。

付帯状況をあらわすときは、名詞や名詞に相当する語をおいてから、その後にその名詞を補足する語をおきます。

補足する語とは、形容詞や副詞、分詞などのことです。
また分詞には、現在分詞と過去分詞があります。

つまり with 以下の文は<with +名詞+補足する語>になります。
もう1つ例文を書いてみます。


I took an exam with the window closed in summer.
(私は夏に窓を閉めた状態のままで試験を受けました)
















<前の英文法「Day」へ> <英文法インデックスへ> <次の英文法「Day」へ>

<英語喫茶TOPへ>





英語喫茶
〜英語・英文法・英会話〜