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「(何か)のとなり」だとか、「(何か)の前」とかをあらわすのにはどうしていますか?
たとえば下の図を見てください。
それぞれの色の位置について、どのようにあらわすことができるでしょうか。
まず blue を中心に考えてみると次のようにあらわすことができます。
Blue is next to brown.
(青は茶色のとなりです)
Blue is next to green.
(青は緑のとなりです)
Blue is in front of red.
(青は赤の前です)
Blue is in back of pink.
(青はピンクの後ろです)
Blue is between green and brown.
(青は緑と茶色の間です)
このようにあらわすことができます。
つまり、それぞれで使われている前置詞の意味は次のようになります。
<next to A>で、「Aのとなり」という意味になります。
<in front of A>で、「Aの前に」という意味になります。
<in back of A>で、「Aの後ろに」という意味になります。
また、in back of は「behind」であらわすこともできます。
Blue is behind pink.
(青はピンクの後ろです)
<between A and B>で、「AとBの間」という意味になります。
それぞれを覚えると位置をあらわすのにとても便利になります。
それでは次に「blue」以外を中心とした位置の関係を少し書いてみます。
Pink is in front of blue.
(ピンクはブルーの前です)
Green is next to blue.
(緑は青のとなりです)
Red is behind blue.
(赤は青の後ろです)
ただし、お互いが向かい合っているときは「opposite」をつかいます。
opposite には「〜の向かい」や「〜に向かい合って」という意味があります。
She was standing opposite me.
(彼女は私と向かい合って立っていました)
between と among について
between は上でも書いたように「〜の間に」という意味です。
例文を1つ書いてみます。
The train runs between Hakodate and Aomori.
(その列車は函館と青森の間を走っています)
このように between は基本的に2つのものの間という意味で使われます。
それに対して、「3つ以上のものの中」という意味では「among」が使われます。
次に among の例文を書いてみます。
She was standing among them.
(彼女は彼らの中に立っていました)
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