分詞構文についての問題です。
分詞構文とは、文頭に現在分詞、または過去分詞を置いて作っていきます。
問題1について
解答は次のようになります。
Seeing him, she smiled at him.
ここで使われているのは、現在分詞です。つまり「動詞のing形」ですが、それが文頭に置かれているのは、問題文の中で2文だけです。
Seeing him のあとにshe smiled at himとsmiled at himが続いている文がありますが、現在分詞または過去分詞のあるところに続くもう一方の文には、主語が置かれますので、she smiled at himのある文を選択していきます。
Seeing him, she smiled at him. で、「彼を見たとき、彼女は彼に微笑みました。」という意味になります。
ここでの分詞構文は、「~をしたとき」という意味をあらわしています。
問題2について
解答は次のようになります。
Reading a magazine, he felt hungry.
ここでも使われているのは、現在分詞になります。したがってこの場合、「reading」が文頭に来ている文を見ていきます。
Reading a magazine の後に、felt hungryとhe felt hungryが続いている文があります。そこで主語のあるhe felt hungryが続いている文を選択します。
Reading a magazine, he felt hungry. で、「雑誌を読んでいるときに、彼は空腹を感じました。」という意味になります。
ここでの分詞構文では、「~をしている間」という意味をあらわしています。
問題3について
解答は次のようになります。
Asked some questions, she was not able to answer.
ここで使われているのは、過去分詞です。そこで「asked」が文頭に置かれている文を見ていきます。
Asked some questions の後に、was not able to answerとshe was not able to answerが続いている文があります。そこでshe was not able to answerが続いている文を選択します。
Asked some questions, she was not able to answer. で、「いくつか質問をたずねられたとき、彼女は答えることができなかった。」という意味になります。
ここでの分詞構文は、「~をしたとき」という意味をあらわしています。
問題4について
解答は次のようになります。
Being a teacher, he has to study teaching methods.
ここで使われているのは、現在分詞です。「being」が使われていますが、これが文頭に置かれているのは2文あります。
Being a teacher の後に、has to study teaching methodsとhe has to study teaching methodsが続いている文があります。そこで、主語のあるhe has to study teaching methodsが続いている文を選択します。
Being a teacher, he has to study teaching methods. で、「彼は先生なので、教授法を勉強しなければなりません。」という意味になります。
ここでの分詞構文は、「~なので」という意味をあらわしています。
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