I showed her my friend's picture.(私は彼女に友人の写真を見せた。)
上の例を受動態にすると次のようになります。
She was showed my friend's picture by me.
[「show」の過去分詞は「showed」と「shown」の2つがあります。]
「人」を主語にするのが一般的とはいえ、その「人」を主語にすることができない動詞もあります。
たとえば、She baked him a cake. は次のようになります。
○ A cake was baked for him.
× He was baked a cake.
He was baked a cake. は「彼は焼かれた」という意味になり、意味はこれだけでおかしいのですが、後の「a cake」は意味上宙に浮いてしまう形になります。 受動態を作る上で大切なことは、主語にできるのはどれかということではなくて、意味が通る文を考えることです。そうすると自然な受動態ができてきます。
第5文型の受動態
第5文型は<主語+動詞+目的語+補語>です。たとえば次の例があります。
He called his child Ann.(彼は彼の子供にアンと名付けた。)
「his child」が目的語で、「Ann」が補語になります。
次はこれを受動態にした文です。
His child was called Ann by him.
(彼の子供は彼によってアンと名付けられた。)