She is older than he is.(彼女は彼よりも年上だ。)
I am a better swimmer than he is. (私は彼よりも泳ぎがうまいです。)
「ずっと多い(大きい)」や「少しだけ多い(大きい)」などの表現は、比較級の前に「many」や「much」、「a little bit(少し)」などを置きます。
She is a little bit taller than me.
(彼女は私よりも少しだけ背が高いです。)
Women live longer than men do.(女性は男性よりも長生きします。)
I can type faster than you can.
(私はあなたよりも速く入力することができます。)
I got up earlier than they did.(私は彼らよりも早くに起きました。)
I know better than to cheat.
(カンニングをするほど馬鹿ではないよ。)
I know better than that.(その手は食わないよ。)
比較のAとBの関係
比較の型は<A+動詞+比較級+than+B>でしたが、AとBにはそれぞれ同じ種類の語句を置かなければなりません。
たとえば She is older than he is. の場合、主語は「She」ですが、これと「he」との間で年齢の比較をしています。では次の文のAとBの関係は正しいでしょうか。
The population of China is larger than Japan.
(中国の人口は日本よりも多い。)
実はこの文は良くありません。それは主語の「The population of China」は「中国の人口」という意味で、実際の比較対象は国ではなくその人口の多さだからです。
したがって「than」以下には国名の「Japan」ではなく、その人口を表す語句を置かなければなりません。そこで次のようにします。
The population of China is larger than that of Japan.
(中国の人口は日本の人口よりも多いです。)
「that of」は前の語句を受けています(that of = the population of)。AとBの種類を合わせるために「that of」を使います。
Ten is more than five.(10は5よりも大きいです。)
The dictionary is more than three kilos.
(その辞書は3キロよりも重いです。)
The movie is less than 90 minutes.(その映画は90分にも満たないです。)
I have less than ten dollars.
(私の持っているお金は10ドルにも満たないです。)