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基礎からの英語学習

英語喫茶基礎からの英語学習受動態 Day35>英語の文型について



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基礎から英文法をマスター

(参考)


英語の文型について

 英語には基本的に次の5つの文型があります。
 なお、Sは主語(Subject)、Vは動詞(Verb)、Oは目的語(Object)、Cは補語(Complement)のことです。

1. 第1文型
 (主語+動詞:S+V)
 He laughed.(彼が笑った。)

2. 第2文型
 (主語+動詞+補語:S+V+C)
 He became famous.
 (彼は有名になりました。)

 上の例では、過去形の動詞「became」だけでは意味が通じません。そこで「famous」という形容詞を続けて文の意味を補っています。これは目的語とは異なります。
 このように形容詞などを続けて文の意味を補う語を補語といいます。


 補語としては形容詞などを続けますが、目的語には名詞を続けます。

3. 第3文型
 (主語+動詞+目的語:S+V+O)
 I study English.(私は英語を勉強します。)

 「English」は動詞「study」の目的語になります。目的語とは動詞の意味を受ける語句のことです。
 「study」は「勉強する対象」を必要とする動詞です。

4. 第4文型
 (主語+動詞+目的語1+目的語2:S+V+O+O)
 I gave him the book.(私は彼に本をあげました。)

 上の例で「I」は主語、「gave」は過去形の動詞です。その後ろに「him」と「the book」の2つの目的語が続いています。
 このとき最初の目的語1「him」は間接目的語といい、次の目的語2「the book」は直接目的語といいます。
 間接目的語には「誰に」という意味で、主に「人」が置かれます。そして直接目的語には「何を」という意味で、主に「物」が置かれます。


 間接目的語と直接目的語の語順は逆にすることができます。その場合「to」が使われます。
 I gave the book to him.
 (私は彼に本をあげました。)

 「buy」や「get」などの動詞も2つの目的語を続けることができますが、これらの目的語を逆にした場合は「to」ではなく、「for」が使われます。
 He bought her a bouquet.(彼は彼女に花束を買いました。)
 ↓
 He bought a bouquet for her.


5. 第5文型
(主語+動詞+目的語+補語:S+V+O+C)
 I boiled the eggs soft.
 (私は卵を半熟にゆでました。)

 上の例で過去形の動詞「boiled」の後に、目的語「the eggs」が続いています。
 そして目的語の後には、「soft」という形容詞が続いています。これは卵をどのようにゆでたのかを、補うために置かれた補語です。


 I boiled the eggs.だけでは「私は卵をゆでました」という意味にしかなりませんが、形容詞「soft」を続けることで、どのようにゆでたのかという意味を補うことができます。


 このように英語の文つくりには、基本的に5つの文型があります。
 文型は動詞の性質によって決まります。そこで全ての英語の文を、5つの文型だけで区別するには難しい場合があります。
 実際には他にも文型があるのですが、通常の英語学習ではこの5つの文型で十分です。


 第1文型と第2文型の動詞は目的語を必要としないので、「自動詞」と言われます。
 そして第3文型から第5文型までの動詞は、目的語を必要とするので「他動詞」と言われます。



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