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「in」や「at」は、時の前置詞として使いますが、場所の前置詞としても使います。
「in」には「~の中に」という意味があり、「at」には「~で」というように「ある地点」の意味があります。
そこで「彼は庭にいます。」という意味では、彼が「庭の中」にいると考えられるので、He is in the garden. になります。
それに対して「彼女はバス停にいます。」は、彼女がバス停という「ある地点」にいると考えられるので She is at the bus stop. になります。
次は「in」の例です。
in a box(箱の中に)
in a room(部屋の中に)
in the sea(海の中に)
We played in the park.(私達は公園で遊びました。)
次は「at」の例です。
at the door(ドアのところに)
at the traffic light(信号機で)
at the end of the hall(廊下の突き当たりで)
She was at the city hall.(彼女は市役所にいました。)
この他にも「in」には、国や都市など「広い場所」の意味があります。
そして「at」には駅や空港など「比較的狭い場所」の意味があります。
しかしその広さは実際のものではなく、「話し手の感じ方」によります。
たとえば空港は広い場所かもしれませんが、普通は「at」を使います。
I arrived at the airport.(私は空港に着きました。)
I arrived in England.(私はイングランドに着きました。)
※She was at the city hall. の「at」は、市役所の中、外の通り、玄関先などを指します。
「in」を使うと、常に市役所の中を指すことになります。
※「into」は「in」と似ていて、「~の中に」という意味があります。
しかし「in」には「位置」の意味があるのに対して、「into」には「~の中へ」というように「運動や移動」の意味があります。
「out of」は、「~から外に」という意味で使うことができます。次はそれぞれの意味の違いを表した例です。
She was in the room.(彼女は部屋の中にいました。)
She went into the room.(彼女は部屋の中へ入った。)
She came out of the room.(彼女は部屋から出てきました。)
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