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接続詞の「until」や「before」などの後は、たとえ未来を表すことであっても、動詞は現在形にします。
たとえば Wait here until I come back. の「until」の後は、未来を表していることになるので、意味の上では I will come back. になります。
しかしながらこのように「will」を「until」の中に入れません。
○ Wait here until I come back.
× Wait here until I will come back.
(意味上未来のことを表す場合。)
それは時や条件をあらわす副詞節の動詞は、たとえ未来を表すことでも、「will」や「shall」を使わずに現在形で表すことになっているからです。(時や条件を表す副詞節とは、「時を表す接続詞+主語+動詞」や「「if+主語+動詞」のことです。)
これはもう一方の動詞(主節の動詞)を見ることで、未来のことを表しているのかがわかるからです。
そこでさらに「will」などを使うと、文を長くするだけになってしまいます。
また、このような時を表す副詞節では、未来の意味でもだいぶ確定度の強い未来を意味することが多いです。
そこから、「will」のような未来を表す助動詞よりも、より確定度の高い現在形を使うことにもなります。
※人の意志を表す場合は、「will」をそのまま使います。
意志も未来を表していることに変わりはありませんが、省略をするのは単純に未来を表す「will」になります。
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