|
「if」は「もしも~なら」だけではなくて、「~かどうか」というように選択的な意味で使うこともできます。
この場合の「if節」では、未来のことを表す場合に「will」を省略しないでそのまま使います。
これは「もしも~なら」を表す「if」が副詞節なのに対して、この「~かどうか」を表す「if」は名詞節だからです。
「節」とは、簡単に言うと「主語+動詞」のことです。
副詞節とはその名の通り、副詞的に使われる節です。これは時や条件、理由などを表す接続詞が入ります。そしてある程度独立した形で、文の説明を加えます。
それに対して名詞節とは、名詞的に使われる節です。
その節が動詞の目的語として使われたりします。次の文では「if節」全体が、「know」の目的語として使われています。
Do you know if she will come to the party?
(彼女がパーティーに来るかどうかを知っていますか。)
I wonder if he will be back.(彼は戻ってくるだろうか。)
※「if」において「will」を使うかどうかの簡単な区別は、「もしも~なら」の意味なら使いませんが、「~かどうか」の意味で未来のことなら使います。
「もしも~なら」を表す「if(もしも) 接続詞」は、こちらを参照。
|