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 as 接続詞

 「as」は「~をしながら」というように、「while」と似た意味があります。
 また「~をするにつれて」というように、物事が並行していることを表すことができます。

 As they appeared on the stage, we applauded.
 (彼らがステージ上に登場してきたとき、私達は拍手をしました。)
 As we were talking, she came up.
 (私達が話をしていたら彼女がやってきました。)
 As the sun rose, a fine view of the sea came into sight.
 (太陽が昇るにつれて美しい海の景色が見えてきました。)


 また、次のように理由をあらわすためにも使うことができます。
 しかし、理由の意味が弱いです。聞き手が既に知っている理由ということになりますので、間接的または補足的な理由になります。

 As the highway is under construction, we have to endure noise.
 (幹線道路が建設中なので、私達は騒音に耐えなければなりません。)

 聞き手が知っている理由としては、「since」も類似した意味を持っています。

 「as」には多くの意味があるので、それが理由を表している文なのかどうか曖昧になる場合もあります。そこでそれを避けるために、明確に理由を表す場合は「because」を使うのが普通です。


 「as」は「~として」というように、人の「役割」を表すこともできます。この場合は前置詞として使いますので、「as」の後には「名詞」が置かれます。このとき、冠詞は役職を表す場合にはつけません。

 I acted as chairman.(私は議長として務めました。)
 He works as a cook at the hotel.
 (彼はホテルで料理人として働いています。)


「as」で表す「~をしながら」の意味には、2つの出来事がほぼ同時に起きているという意味があります。
 そこで同時性ではなくて、時間的に順序がある場合は「when」のほうを使います。


「regard」や「accept」などの動詞に「as」を続けてから、名詞や形容詞などを「as」の後に続けることができます。(「as」の後は補語として使われることになります。)

 We regard him as the best veterinarian in this town.
 (私達は彼がこの街一番の獣医と思っています。)
 We accepted her story as true.
 (私達は彼女の話を真実として認めました。)








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