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ところで、この「rather than」は<A rather than B>という型で、「BよりもむしろA」というように「選択」や「修正」の意味で使うことができます。
He is a teacher rather than a scholar.
(彼は学者というよりは教師だ。)
It rained rather than snowed.(雪というよりは雨が降っていた。)
She is pretty rather than beautiful.
(彼女は綺麗というよりもかわいらしいです。)
※AとBには同じ種類のものをおきます。Aが名詞ならばBも名詞にします。
そしてAが動詞ならばBも動詞にします。
上の例でも、1つ目の例の「a teacher」と「a scholar」は名詞です。
そして2つ目の例の「rained」と「snowed」は動詞です。
※She is pretty rather than beautiful. を書き換えると、次のようにすることができます。
She is more pretty than beautiful.
「pretty」には比較級の「prettier」がありますが、上ではそれを使わずに「more」を使っています。
それは、同一の人や物の、2つの性質や状態を比較する場合は、語尾に「er」のつく語であっても「more」を使うのが普通だからです。
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