英語喫茶~英語・英文法・英会話~

英語喫茶英文法の解説>付加疑問文



英文法の解説

英文法を品詞ごとなど
詳細に解説


 付加疑問文

 付加疑問文とは、文末に疑問文をつけ加えたものをいいます。
 そして、聞き手に「同意」や「確認を求める質問」をすることができます。

 文末につけ加える疑問文は、前の文が肯定ならば否定の疑問文を続けます。
 しかし、否定ならば肯定の疑問文を続けます。


 たとえば You are a university student.「あなたは大学生です。」を付加疑問文にすると、次のようになります。

 You are a university student, aren't you?
 (あなたは大学生ですよね。)

 そして、付加疑問文の語尾を下げ調子で言うと「~ですよね」というように、聞き手に対して当然に期待する「同意」を求める意味になります。
 それとは反対に、上げ調子で言うと「~ですか」というように、確認の意味を含める「質問」になります。


付加疑問文とイントネーションと意味の関係について 付加疑問文とイントネーションと意味の関係について



 次は付加疑問文の例です。

 You didn't borrow my pen, did you?(私のペンを借りていませんよね。)
 She doesn't like him, does she?(彼女は彼が好きではないのですよね。)
 You can use a computer, can't you?(コンピュータを使えるのですよね。)

 上の文で「助動詞」が使われている場合は、つけ加える疑問文にも助動詞を使います。


「let's」に対しての付加疑問文は、「shall we?」になります。

 Let's go out, shall we?(さあ出かけましょう。)


前の文が肯定なのに、さらに肯定の疑問文を続ける場合があります。
 このとき、驚きなどの他、相手への関心を表します。

 You can dance as I do, can you?
 (私のする通りに踊れるのですね。)








<英語喫茶トップページへ>




 英語喫茶の基礎からの英語学習とやさしい英会話の表現等は、大学の先生方の協力により細部までチェックを入れて作成しています。基礎からの英語学習は科学研究費助成事業(科研費)の研究対象になっています。


Copyright(c) 英語喫茶~英語・英文法・英会話~ :サイト内の文章・図等の無断掲載を禁じます