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 複合関係副詞

 関係副詞の「where」、「when」、「how」の語尾に、「ever」がついた語を「複合関係副詞」といいます。
 複合関係副詞にも先行詞が含まれています。
 そして「副詞」として、文全体の補足をします。


・<wherever>
 「どこへでも」や、「どこで~をしようとも」という意味です。

 She followed him wherever he went.
 (彼女は彼の行くところはどこへでもついて行きました。)
 Wherever you are, I think of you.
 (あなたがどこにいようとも、私はあなたのことを思います。)


・<whenever>
 「~をするときはいつでも」や、「いつ~をしようとも」という意味です。

 I'll advise you whenever you need.
 (必要なときはいつでも助言をします。)
 Whenever I see him, he smiles at me.
 (いつ私が彼に会おうとも、彼は私に微笑みます。)


・<however>
 「どんなに~をしようとも」という意味です。「いつでも」や「どこでも」というような意味ではありません。
 そして程度を表すので形容詞や副詞を続けます。

 However late you are, come here.
 (どんなに遅れても、ここに来なさい。)
 However much you succeed, you have to continue your effort.
 (どれだけ成功したとしても、努力を続けなければなりません。)


複合関係副詞には「why」に「ever」がついた「whyever」はありません。


「however」は、それだけで「しかしながら」や「けれども」という意味で、接続詞的に使うこともできます。
 置く位置は自由ですが、「,」で区切ります。

 I didn't want to go to the party, however, I went.
 (私はパーティーに行きたくなかった、けれども、私は行きました。)
 My mind, however, didn't change.
 (私の心は、しかしながら、変わらなかった。)








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