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 叙述用法にしか使われない形容詞

 形容詞には限定用法と叙述用法があります。
 限定用法とは、名詞を修飾することをいいます。
 また叙述用法とは、動詞の補語になることをいいます。

 そしてどちらにも使えるものがあれば、どちらかにしか使えないものがあります。
 ここでは叙述用法にしか使うことができない形容詞について解説します。

 たとえばI was awake.「私は目が覚めていた。」の「awake」は、叙述用法にしか使うことができない形容詞です。
 このような形容詞の特徴には接頭辞として「a」がついていることがいえます。(「a」+「wake」 = 「awake」)

 次は接頭辞「a」がついている形容詞の例です。

 alone(1人で)
 alive(生きている)
 afraid(恐れて)
 asleep(眠って)
 ashamed(恥ずかしい)
 aware(気づいて)

 She was aware of the danger.(彼女は危険なことに気づいていました。)
 She found herself alone.(彼女は孤独だった。)


叙述用法にしか使えない形容詞は、当然名詞を修飾することができませんので、「彼は1人の夕食が好きです。」という意味で次のような文にすることはできません。

 × He likes alone dinner. (aloneで名詞「dinner」を修飾できません。)

 これに対して、限定用法のみの形容詞には「only(唯一の)」や「entire(全体の)」があります。








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