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現在分詞と過去分詞が形容詞として使われることについてふれていきます。
それぞれが1語ならば名詞の前におきますが、他の語が加わると名詞の後において修飾をします。ここでは名詞の後におかれる場合についてふれていきます。
・<現在分詞が形容詞として使われる場合(名詞の後ろで)>
現在分詞は現在進行形で使われる語でもあるとおり、「~をしている」というように能動的な意味を持っています。
これは形容詞として使われる場合でも同じです。
The man standing over there is the teacher.
(あそこに立っている男性は先生です。)
The girl playing the piano is his sister.
(ピアノを弾いているその女の子は彼の妹です。)
この文の「The girl playing the piano」までが主語です。
「playing」以下の語は形容詞句として「The girl」を修飾します。
・<過去分詞が形容詞として使われる場合(名詞の後ろで)>
過去分詞には「~をされる」というように、受け身的な意味があります。
The language spoken in France is French.
(フランスで話されている言語はフランス語です。)
[language = 言語、国語]
Most of the cars made in Japan are excellent.
(日本で作られたほとんどの車は優秀です。)
この文の「Most of the cars made in Japan」までが主語です。「made」以下の語は形容詞句として「Most of the cars」を修飾します。
※「句」とはいくつかの語があつまって、1つの語のような意味を持つものをいいますが、「節」のような主語+動詞の文にはならないものです。
※現在分詞だけのとき(つまり1語のみ)は、名詞の前におきます。
過去分詞も1語だけのときは、名詞の前におきます。
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