英文法の解説
英文法を品詞ごとなど
詳細に解説
almost と nearly の応用 副詞
「almost」は「ほとんど」という意味から形容詞のように名詞の前で使えそうですが、副詞なのでそれはできません。
したがって動詞の他、形容詞、副詞の前に置いて使います。
また数量語の前に置くこともできます。
We got married almost twenty years ago.
(私たちは20年ほど前に結婚しました。)
名詞を修飾する場合は、「all」などを続けると使うことができるようになります。
Almost all the students go on a school excursion.
(ほとんどの学生は修学旅行へ行きます。)
Almost all the men's wear is discounted at 50 percent.
(ほとんどの紳士服は50%引きです。)
「all」の他、「always」、「every」も「almost」の後に続けて使うことができます。
「nearly」も「almost」と同様の意味を表します。
しかし「almost」は「no」、「nothing」などの否定語と一緒に使うこともできますが、「nearly」には続けられず、「almost」にしか使えません。このときの意味は「ほとんどない」になります。
He knows almost nothing.(彼はほとんど知りません。)
また、「almost」と「nearly」の意味はほとんど同じですが、感覚が多少違います。
「almost」は「もう少しのところで達しない」というように、「なりそうでならない」という感覚です。
「nearly」は「もう少しで達しそうだ」というように、「しそうになる」という感覚で、「almost」のほうが「nearly」よりも近い感じになります。
どちらを用いるかについては、そのときの話し手の心境によります。
したがって動詞の他、形容詞、副詞の前に置いて使います。
また数量語の前に置くこともできます。
We got married almost twenty years ago.
(私たちは20年ほど前に結婚しました。)
名詞を修飾する場合は、「all」などを続けると使うことができるようになります。
Almost all the students go on a school excursion.
(ほとんどの学生は修学旅行へ行きます。)
Almost all the men's wear is discounted at 50 percent.
(ほとんどの紳士服は50%引きです。)
「all」の他、「always」、「every」も「almost」の後に続けて使うことができます。
「nearly」も「almost」と同様の意味を表します。
しかし「almost」は「no」、「nothing」などの否定語と一緒に使うこともできますが、「nearly」には続けられず、「almost」にしか使えません。このときの意味は「ほとんどない」になります。
He knows almost nothing.(彼はほとんど知りません。)
また、「almost」と「nearly」の意味はほとんど同じですが、感覚が多少違います。
「almost」は「もう少しのところで達しない」というように、「なりそうでならない」という感覚です。
「nearly」は「もう少しで達しそうだ」というように、「しそうになる」という感覚で、「almost」のほうが「nearly」よりも近い感じになります。
どちらを用いるかについては、そのときの話し手の心境によります。