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未来完了形は現在完了形の未来を表す形にあたります。
そして未来のある時点に完了することや、未来のある時点までの継続をあらわします。
「will」を「have」の前において使いますので、<will have+過去分詞>になります。(「will」を現在完了形の前に置くだけです。)
また、ある未来の時点をあらわすための語句が必要になります。
たとえば「by」を使ってby the time ~「~の時まで」や、by 10th「10日まで」などを置きます。
We will have finished our meal by the time you come back.
(あなたが戻るまでには、私達は食事を終えているでしょう。)
I started to save 10,000 yen a month. By the end of next year, I will have saved 200,000 yen.
(私は月に1万円ずつお金を貯めることを始めました。来年の終わりまでには20万円を貯めたことになるでしょう。)
それぞれ「by句」が示す時点までに、出来事が完了することを表しています。
2番目の例を図にすると、次のようになります。
※未来完了形は上の型のように「will」を現在完了形に加えることから、文が長くなるため口語ではあまり使いません。
口語では未来完了形ではなくて、未来形を使います。
※未来完了形にも進行形があります。
これは「未来完了形進行形」といいますが、現在完了進行形の未来を表す形になります。
そしてある未来の時点までの継続をあらわします。
しかし<will have been+動詞の進行形>というように、自然と文が長くなるために、口語ではあまり使われることがありません。
You will have been playing the piano for twenty years by the time you graduate from university.
(あなたは大学を卒業するまでに、20年間ピアノを弾いていることになるでしょう。)
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