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 such(代名詞)について

 suchは形容詞としてまたは代名詞として用いることができます。
 形容詞としてのsuchの用法はsuch(形容詞)についての中で解説をしています。
 ここではsuchの代名詞の用法について解説をしています。
 形容詞のsuchの用い方は、その形容詞用法のとおり名詞に用います。可算名詞の単数名詞であれば「such+a/an+(形容詞)+名詞」の語順による形になります。これで「そのような人」や「そのようなもの」といったように、「そのような(名詞)」という意味になります。
 これについてはsuch(形容詞)についての中で解説をしていますが、代名詞としてのsuchは、この「such+a/an+(形容詞)+名詞」が、1つの語としてsuchに含まれることになります。
 これは前の語句を受ける場合もあれば、前の文を受ける場合もあります。
 しかしながらsuchを代名詞として用いる場合は、硬い言葉になることが多いです。
 次は代名詞suchの例です。

 a. If you say such, someone might misunderstand you.
  (もしもあなたがそのようなことを言うと、誰かがあなたを誤解するかもしれません)
 b. He said he would come, but such never happened.
  (彼は来ると言ったけれども、そのようなことは起きませんでした。)

 上のaでif you say suchのsuchは代名詞として用いられています。そして「そのようなこと」という意味をあらわしています。このsuchは前にあると思われる文脈のことを指しています。そこからsomeone might misunderstand youで「誰かがあなたを誤解するかもしれません」とつづきます。
 bについても、but such never happenedのsuchは代名詞で、「そのようなこと」をあらわします。such never happenedで「そのようなことは起きませんでした」となりますが、このsuchは前の語句であるhe said he would come「彼は来ると言った」を受けた代名詞です。
 aとbは、このように代名詞suchを用いた例ですが、硬い表現です。
 会話のように自然にするのならば、普通はsuchではなくて、thatなどを用います。
 たとえば上のaのIf you say such, someone might misunderstand you.は次のようにすることができます。

 c. If you say such a thing, someone might misunderstand you.
 d. If you say something like that, someone might misunderstand you.
 e. If you say that, someone might misunderstand you.

 またbのHe said he would come, but such never happened.も次のようにすることができます。

 f. He said he would come, but he never did.
 g. He said he would come, but that never happened.

 次もsuchを代名詞として用いた例です。

 h. I've never heard such before.
  (私はこれまでそのようなことを聞いたことがないです。)
 i. Do not say such in front of guests.
  (来客者たちの前でそのようなことを言わないで。)

 代名詞のsuchは硬い表現に変わりがありませんが、会話的に自然な感じにするならばiの例にしてもDon't say things like that in front of guests.やDon't say such a thing in front of guest.またはDon't say that in front of guests.のようにすることができます。

 ところで代名詞suchですが、代名詞用法ですので文の中においては主格に用いることもできます。次はそのsuchについて、主格で用いた例です。

 j. Such is the nature of the problem.
  (その問題の本質はそのようなものです。)
 k. Such was my situation at the time.
  (当時の私の状況はそのようなものでした。)

 jとkは代名詞suchを主格に置いた例です。
 jにおいてのsuchは「そのようなもの」という意味ですが、そこにis the nature of the problemが続き、直訳的にすると「そのようなものはその問題の本質です。」となります。
 kも同様ですが、いずれにしてもjとkは代名詞suchの用法による文で硬い表現になります。
 次も代名詞suchの例ですが、こちらの例については比較的やわらかい表現です。

 l. Such is life.
  (そんなものですよ。/人生なんてそんなものです。)


※suchとsoでは修飾する品詞において比較がされますが、その違いは名詞にはsuchが用いられ、形容詞と副詞にはsoが用いられることです。
 suchはたとえばsuch a thingのように名詞を修飾します。そこから代名詞として用いられ、それは主格にも用いることができます。
 soは形容詞と副詞を修飾します。代名詞的な用法がsoにはありますが、名詞の代わりをすることはしません。そのためsoを主格に用いることはできません。










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