英文法の解説
英文法を品詞ごとなど
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no(形容詞)について
noは形容詞として「少しもない」という意味を持ち、その意味のとおり否定をあらわします。
ここではnoの形容詞用法について解説をしています。
形容詞用法としてnoは名詞の前で用いますが、可算名詞と不可算名詞のどちらにも用いることができます。
また形容詞として、その名詞についての否定で「少しもない」という意味を持ちますが、その名詞だけではなく、意味としては文全体を否定する全体否定になります。
a. He has no sisters.
(彼には姉妹が1人もいません。)
b. She gave no answer.
(彼女は何の返答もしなかった。)
aではno sistersで「姉妹がまったくいない」ことを意味し、bではno answerで「返答がまったくない」ことを意味しています。そしてこれらは文全体を否定する意味となっています。
次も同様の例です。
c. She has no friends here.
(ここに彼女の友人はいません。)
d. There is no time to waste.
(無駄にする時間はありません。)
e. My bottle has no water in it.
(私のボトルには水がないです。)
上の3例もnoは形容詞として名詞の前に置かれていますが、意味するのは文全体の否定です。
cではno friendsというように可算名詞の前にnoが用いられていますが、dとeではno timeとno waterのように不加算名詞の前で用いられています。
noが可算名詞の前に用いられる場合ですが、その名詞には複数名詞の場合と単数名詞の場合があります。どちらを使うかですが、これは話し手の感じ方によります。話し手が通常単数として考えられるものには単数名詞を用いますし、通常複数と考えられるものには複数名詞を使うことになります。
しかしながら単数名詞と複数名詞のどちらかを用いることで、その意味が変わる場合もあります。
cはno friendsで複数名詞を用いて「友達は一人もいません」という意味になりますが、no friendのように単数名詞の場合は「友達と呼べる人はいません」のように、友達がいないことへの強調がされる場合もあります。
また次のような意味の解釈の仕方も生じる場合があります。
f. I see no problems.
(問題は1つも見当たらないです。)
g. I see no problem.
(問題は何もありません。)
fで話し手は問題の数量について考えていることから、話し手はno problemsのように複数名詞を用いています。
gでは具体的数量ではなく、話し手はno problemのように「問題というものはない」と抽象的感覚から単数名詞を用いています。
結局は話し手の感覚による使い分けになりますが、普通は可算名詞の場合は複数名詞になることが多いです。
ところでこのようなnoの形容詞用法は、その全体否定の意味からnot…anyの形で書き換えることもできます。
cとdとeについては、次のようにすることができます。
h. She doesn't have any friends here.
(ここに彼女の友人はいません。)
i. There isn't any time to waste.
(無駄にする時間はありません。)
j. My bottle doesn't have any water in it.
(私のボトルには水がないです。)
not…anyは、anyを否定文で用いる形になり全体否定をあらわします。
ただし次の場合には注意が必要になります。
k. No students passed the test.
(学生は誰もがそのテストに合格しませんでした。)
kではno studentsが文頭に用いられています。英語では否定語が文頭で用いられることも多いです。
kは文として成立していますが、これをこのまま次のように書き換えることはできません。
l. *Any students didn't pass the test.
lが文として成立しないのは、anyの後ろで否定語が用いられているからです。
not…anyの形は、否定語の後ろでanyが用いられることが原則となります。
※形容詞のnoは、名詞の前で用いられて「少しもない」という意味でその名詞を否定しますが、意味は文全体を否定する意味になります。これを「全体否定」といいます。
またnot…anyの形も、anyの前にnotが用いられることで文全体を否定する意味になります。これも全体否定です。
※noが名詞の前に用いられることで、あることを禁止する標識や掲示に使用される場合があります。
次はその例です。
m. No parking.
(駐車禁止)
n. No smoking.
(禁煙)
o. No entry.
(立入禁止)
ここではnoの形容詞用法について解説をしています。
形容詞用法としてnoは名詞の前で用いますが、可算名詞と不可算名詞のどちらにも用いることができます。
また形容詞として、その名詞についての否定で「少しもない」という意味を持ちますが、その名詞だけではなく、意味としては文全体を否定する全体否定になります。
a. He has no sisters.
(彼には姉妹が1人もいません。)
b. She gave no answer.
(彼女は何の返答もしなかった。)
aではno sistersで「姉妹がまったくいない」ことを意味し、bではno answerで「返答がまったくない」ことを意味しています。そしてこれらは文全体を否定する意味となっています。
次も同様の例です。
c. She has no friends here.
(ここに彼女の友人はいません。)
d. There is no time to waste.
(無駄にする時間はありません。)
e. My bottle has no water in it.
(私のボトルには水がないです。)
上の3例もnoは形容詞として名詞の前に置かれていますが、意味するのは文全体の否定です。
cではno friendsというように可算名詞の前にnoが用いられていますが、dとeではno timeとno waterのように不加算名詞の前で用いられています。
noが可算名詞の前に用いられる場合ですが、その名詞には複数名詞の場合と単数名詞の場合があります。どちらを使うかですが、これは話し手の感じ方によります。話し手が通常単数として考えられるものには単数名詞を用いますし、通常複数と考えられるものには複数名詞を使うことになります。
しかしながら単数名詞と複数名詞のどちらかを用いることで、その意味が変わる場合もあります。
cはno friendsで複数名詞を用いて「友達は一人もいません」という意味になりますが、no friendのように単数名詞の場合は「友達と呼べる人はいません」のように、友達がいないことへの強調がされる場合もあります。
また次のような意味の解釈の仕方も生じる場合があります。
f. I see no problems.
(問題は1つも見当たらないです。)
g. I see no problem.
(問題は何もありません。)
fで話し手は問題の数量について考えていることから、話し手はno problemsのように複数名詞を用いています。
gでは具体的数量ではなく、話し手はno problemのように「問題というものはない」と抽象的感覚から単数名詞を用いています。
結局は話し手の感覚による使い分けになりますが、普通は可算名詞の場合は複数名詞になることが多いです。
ところでこのようなnoの形容詞用法は、その全体否定の意味からnot…anyの形で書き換えることもできます。
cとdとeについては、次のようにすることができます。
h. She doesn't have any friends here.
(ここに彼女の友人はいません。)
i. There isn't any time to waste.
(無駄にする時間はありません。)
j. My bottle doesn't have any water in it.
(私のボトルには水がないです。)
not…anyは、anyを否定文で用いる形になり全体否定をあらわします。
ただし次の場合には注意が必要になります。
k. No students passed the test.
(学生は誰もがそのテストに合格しませんでした。)
kではno studentsが文頭に用いられています。英語では否定語が文頭で用いられることも多いです。
kは文として成立していますが、これをこのまま次のように書き換えることはできません。
l. *Any students didn't pass the test.
lが文として成立しないのは、anyの後ろで否定語が用いられているからです。
not…anyの形は、否定語の後ろでanyが用いられることが原則となります。
※形容詞のnoは、名詞の前で用いられて「少しもない」という意味でその名詞を否定しますが、意味は文全体を否定する意味になります。これを「全体否定」といいます。
またnot…anyの形も、anyの前にnotが用いられることで文全体を否定する意味になります。これも全体否定です。
※noが名詞の前に用いられることで、あることを禁止する標識や掲示に使用される場合があります。
次はその例です。
m. No parking.
(駐車禁止)
n. No smoking.
(禁煙)
o. No entry.
(立入禁止)