英文法の解説
英文法を品詞ごとなど
詳細に解説
副詞の位置4(程度の副詞の位置)
程度をあらわす副詞には、「完全に」というように強い程度をあらわす副詞から、「かなり」というように中程度、「わずかに」というように弱い程度をあらわす副詞があります。
また、「ほとんど~ない」というように否定的な意味をあらわす程度副詞もあります。
それらの例については次のようになります。
completely (完全に)
entirely (完全に)
rather (かなり)
hardly (ほとんど~ない)
scarcely (ほとんど~ない)
almost (ほとんど、あと少し)
nearly (ほとんど、あと少し)
1.程度をあらわす副詞の基本的な位置
文中における程度の副詞を置く位置は、副詞の基本的な位置に沿ったものとなります。
それは、動詞の前、助動詞の後ろ(助動詞と動詞のあいだ)、そしてbe動詞の後ろになります。
それらの例は次のようになります。
a. She completely forgot about the meeting.
(彼女はその会議のことを完全に忘れていました。)
b. She entirely ignored my instructions.
(彼女は私の指示を完全に無視しました。)
c. She could hardly sleep last night because of the noise.
(彼女は昨夜、騒音のためにほとんど眠ることができませんでした。)
d. They could scarcely talk after the argument.
(彼らは口論の後、ほとんど話すことができませんでした。)
e. She was almost in tears because they lost the final.
(彼女は決勝に負けて、ほとんど泣きそうな状態でした。)
f. They were nearly victorious, but they lost.
(彼らはほぼ勝利の状態にあったが、負けてしまいました。)
aとbは、程度をあらわす副詞のcompletelyとentirelyを用いています。
どちらも「完全に」という意味です。そして動詞の前に置いた例です。
cとdでは、hardlyとscarcelyを用いていますが、どちらも「ほとんど~ない」というように、否定的な意味の副詞です。
そしてどちらも助動詞の後ろ(助動詞と動詞のあいだ)に置かれています。
eとfでは、almostとnearlyを用いています。どちらも「ほとんど」や「ほぼ」といった意味の程度をあらわす副詞です。
そしてどちらもbe動詞の後ろに置かれています。
2.程度をあらわす副詞を文末に置く例について
程度をあらわす副詞を置く基本的な位置は、動詞の前、助動詞の後ろ、be動詞の後ろです。
これらは基本の位置ですが、文末に置く場合もあります。
次は程度をあらわす副詞を文末に置いている例です。
g. The house was damaged badly.
(その家はひどく損傷しました。)
h. The noise decreased slightly because we closed the windows.
(その騒音は窓を閉めたことから、わずかに減少しました。)
gでは、badlyを用いています。badlyは「ひどく」という意味で程度をあらわす副詞ですが、ここでは文末に置いています。
また、hにおいてはslightlyを置いています。
slightlyは「わずかに」という意味の副詞ですが、理由をあらわす接続詞であるbecauseの前の節における文末として置かれています。
ただ、程度をあらわす副詞の基本的な位置は1の解説のとおりで、それが文末に置かれる例は多くはありません。程度をあらわす副詞が文末に置くことで、その意味が変わる場合もあります。
※veryなどで修飾された副詞句については、文末に置かれることが多いです。
i. I appreciate it very much.
(私はとても感謝しています。)
また、「ほとんど~ない」というように否定的な意味をあらわす程度副詞もあります。
それらの例については次のようになります。
completely (完全に)
entirely (完全に)
rather (かなり)
hardly (ほとんど~ない)
scarcely (ほとんど~ない)
almost (ほとんど、あと少し)
nearly (ほとんど、あと少し)
1.程度をあらわす副詞の基本的な位置
文中における程度の副詞を置く位置は、副詞の基本的な位置に沿ったものとなります。
それは、動詞の前、助動詞の後ろ(助動詞と動詞のあいだ)、そしてbe動詞の後ろになります。
それらの例は次のようになります。
a. She completely forgot about the meeting.
(彼女はその会議のことを完全に忘れていました。)
b. She entirely ignored my instructions.
(彼女は私の指示を完全に無視しました。)
c. She could hardly sleep last night because of the noise.
(彼女は昨夜、騒音のためにほとんど眠ることができませんでした。)
d. They could scarcely talk after the argument.
(彼らは口論の後、ほとんど話すことができませんでした。)
e. She was almost in tears because they lost the final.
(彼女は決勝に負けて、ほとんど泣きそうな状態でした。)
f. They were nearly victorious, but they lost.
(彼らはほぼ勝利の状態にあったが、負けてしまいました。)
aとbは、程度をあらわす副詞のcompletelyとentirelyを用いています。
どちらも「完全に」という意味です。そして動詞の前に置いた例です。
cとdでは、hardlyとscarcelyを用いていますが、どちらも「ほとんど~ない」というように、否定的な意味の副詞です。
そしてどちらも助動詞の後ろ(助動詞と動詞のあいだ)に置かれています。
eとfでは、almostとnearlyを用いています。どちらも「ほとんど」や「ほぼ」といった意味の程度をあらわす副詞です。
そしてどちらもbe動詞の後ろに置かれています。
2.程度をあらわす副詞を文末に置く例について
程度をあらわす副詞を置く基本的な位置は、動詞の前、助動詞の後ろ、be動詞の後ろです。
これらは基本の位置ですが、文末に置く場合もあります。
次は程度をあらわす副詞を文末に置いている例です。
g. The house was damaged badly.
(その家はひどく損傷しました。)
h. The noise decreased slightly because we closed the windows.
(その騒音は窓を閉めたことから、わずかに減少しました。)
gでは、badlyを用いています。badlyは「ひどく」という意味で程度をあらわす副詞ですが、ここでは文末に置いています。
また、hにおいてはslightlyを置いています。
slightlyは「わずかに」という意味の副詞ですが、理由をあらわす接続詞であるbecauseの前の節における文末として置かれています。
ただ、程度をあらわす副詞の基本的な位置は1の解説のとおりで、それが文末に置かれる例は多くはありません。程度をあらわす副詞が文末に置くことで、その意味が変わる場合もあります。
※veryなどで修飾された副詞句については、文末に置かれることが多いです。
i. I appreciate it very much.
(私はとても感謝しています。)