|
「誰に~をする(した)」というように、「誰に」と聞くことができます。
たとえば、He wrote a letter to Ann.(彼はアンに手紙を書いた。)の場合、手紙を書いた「アン」を聞いてみることを考えてみます。
まずは、「Who」を文頭におきますが、その後にdoやdoes、is、was、などを続けます。
Who did he write a letter to?(彼は誰に手紙を書いたのですか。)
「whom」は目的語、「who」は主語を表します。
疑問文の場合「whom」を文頭におくと思われますが、それは文語調になります。
そこで普通は、上のように「who」に変えてから、文頭に持っていきます。
Who did she show the picture to?(彼女は誰にその写真を見せたのですか。)
Who did you speak to ?(あなたは誰に話をしたのですか。)
Who did you meet?(あなたは誰に会ったのですか。)
※「whom」を疑問文で使う場合、「to」などの前置詞も文頭に持っていきます。
それは、目的語になる「whom」をそのまま文頭に置くと、不自然になるからです。
Who did he write a letter to?
↓
To whom did he write a letter?
(彼は誰に手紙を書いたのですか。)
Who did you buy the present for?
↓
For whom did you buy the present?
(誰にプレゼントを買ったのですか。)
「meet」のような動詞で、前置詞を使わない場合は異なります。
たとえば Who did you meet? は、Whom did you meet? に書き換えることができます。
しかし、いずれにしても「whom」はあまり使われません。
|