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形容詞の基本的な使い方は、名詞の前に置いてその名詞を修飾することです。
たとえば、「a flower(花)」という名詞の前に、「beautiful(美しい)」という形容詞をおくと「a beautiful flower(美しい花)」となります。(このとき「a」などの冠詞は形容詞の前におきます。)
This is a beautiful flower.(これは美しい花です。)
His house has a beautiful garden.(彼の家には美しい庭があります。)
ところで This is a beautiful flower. は This flower is beautiful.「この花は美しい。」に書き換えることができます。
この「beautiful」は動詞の後において、主語について説明するための「補語」として使っています。これも形容詞の基本的な使い方です。次はその例です。
The weather was fine yesterday.(昨日の天気はよかったです。)
My brother is poor at soccer.(私の弟はサッカーが下手です。)
[poor = 下手な;貧しい]
※名詞を修飾することを「限定用法」、上のように補語になるものを「叙述用法」といいます。(補語とは、動詞や目的語だけでは意味が通じない文に「補う語」のことをいいます。
補語を必要とする代表的な動詞には、be動詞があります。)
また、目的語とは動詞が表すことの対象になるものをいいます。
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