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 any と some 形容詞

 「any」と「some」は、「いくつかの~」という意味です。
 可算名詞と不可算名詞に関係なく使うことができます。
 しかし「any」は否定文と疑問文、「some」は肯定文に使うのが普通です。

 I have some money.(私はいくらかのお金を持っています。)
 Do you have any brothers?(だれか兄弟はいますか。)
 I don't have any CD.(私はCDをまったく持っていません。)


 「some」と「any」には「いくつかの」という意味がありますが、含まれているニュアンスが少し違います。
 「any」は「不特定」を含みますが、「some」は「あるもの」というように、「ぼんやりとした特定物」を意味に含みます。

 I saw you in some newspaper.(私はあなたをある新聞で見ました。)


 また、肯定文で「any」を使う場合は、「どんなものでも」というように異なる意味になります。

 You can have any cake on the table.
 (テーブルのどのケーキを食べてもいいです。)


否定文の「any」は、上のように「少しもない」という意味になります。
 これは not...any の語順で使うことで、完全な否定の文になるからです。
 この場合否定語の「not」は、「any」の前に置きます。
 後ろのほうには置くことができません。


意味的に「any」は「不特定のもの」、「some」ははっきり特定しませんが「ある一定のもの」を指します。
 そこであることを期待して話す場合には、疑問文でも「some」を使うことになります。

 Did you buy some coffee?
 (コーヒーを買ってきてくれましたか。)


 あることを期待するのは、「勧誘」をするときも同じです。

 Why don't you have some tea?(お茶でもいかがですか。)








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