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 everywhereとnowhere

 everywhereとnowhereは、どちらも主に副詞として用いられます。
 everywhereには「至る所に」や「どこでも」という意味があります。
 nowhereには「どこにも~ない」という意味があります。
 これらはeveryとnoのそれぞれに、whereがついた複合語です。

1.everywhereについて
 everywhereは「至る所に」、「どこでも」、「あちこちに」という意味で、副詞として用いる例は次のようになります。

 a. I see her everywhere.
  (私は彼女を至る所で見ます。)
 b. I looked everywhere for my keys.
  (私は自分の鍵をあちこち探しました。)
 c. I woke up and saw snow everywhere.
  (私は目を覚ますとあたり一面の雪を見ました。)

 aではI see herで「私は彼女を見ます」という意味になりますが、これにeverywhereを加えることで、I see her everywhere.「私は彼女を至る所で見ます。」という意味になります。
 bもI looked for my keys.だけでは、「私は自分の鍵を探しました。」という意味です。
 これにeverywhereを加えると、I looked everywhere for my keys.となって「私は自分の鍵をあちこち探しました。」という意味になります。
 cも同様になります。

 上の3例がeverywhereの例になりますが、このeverywhereは接続詞的に用いることもできます。
 次はその例です。

 d. Everywhere you go, towns are the same.
  (どこへ行っても、街に変わりはありません。)
 e. Everywhere I looked, I saw snow.
  (見渡す限り、私は雪を見ました。)
 f. Everywhere we went was beautiful.
  (私たちが行ったところはどこも美しかったです。)

 上の例では、dにおいてEverywhere you go,までが副詞節として用いられています。
 Everywhere you goで「あなたがどこへ行っても」という意味ですが、これにtowns are the same「街は同じです=街に変わりはありません」という意味が加わっています。
 eもEverywhere I looked,で「私が見渡す限り」という意味で副詞節として用いられています。
 ここにI saw snow「私は雪を見ました」が加わっています。
 fはEverywhere we wentが「私たちが行ったところは」という意味で、普通は副詞節として用いられますが、ここでは主語の位置に置かれています。
 名詞的に用いられて、文の中では主語としてwas beautifulが続きます。


2.nowhereについて
 nowhereは「どこにも~ない」という意味の、否定語です。
 副詞として用いた例は次のようになります。

 a. We went nowhere last Sunday.
  (私たちはこの前の日曜日にどこへも行きませんでした。)
 b. I could find it nowhere.
  (私はそれをどこにも見つけることができませんでした。)
 c. My keys were nowhere to be found.
  (私の鍵はどこにも見当たりませんでした。)

 aでは、We went last Sunday.が「私たちはこの前の日曜日に出かけました。」という意味になりますが、これにnowhereを加えたWe went nowhere last Sunday.は「私たちはこの前の日曜日にどこへも行きませんでした。」という意味になります。
 bでもI could find it.は「私はそれを見つけることができました。」という意味になります。
 これにnowhereを加えることで、I could find it nowhere.となり、意味は「私はそれをどこにも見つけることができませんでした。」になります。
 cも同様になります。


※nowhereは否定語ですので、普通は否定文の中では用いません。
 否定文の中で、「どこにも~ない」と同じ意味で用いる場合はanywhereを用います。 
 d. I couldn't find it anywhere.
  (私はそれをどこにも見つけることができませんでした。)
 anywhereは、anyの用法と同様に否定文の中で用いることで、全体否定の意味になります。



3.everywhereとnowhereにelseを加えた例について
 elseは副詞として「そのほかに」や「代わりに」という意味があります。
 このelseですが、everywhereやnowhereのほか、somewhereやanywhere、somethingやanythingなどの後ろにおいて用いることができます。
 ここではeverywhereとnowhereの後ろにelseを加えた例について解説をします。
 そしてeverywhereとnowhereの後ろにelseを置いた形と意味は次のようになります。

 everywhere else(他のどの場所でも)
 nowhere else(他のどこにも~ない)

 次はこれらの例です

 a. We found a hotel room, but everywhere else was full.
  (私たちはホテルの部屋を見つけましたが、他はどこも満室でした。)
 b. She could get the information nowhere else.
  (彼女はその情報を他のどこでも得られなかった。)

 上の例で、aでeverywhere was full.だけでは、「どこも満室でした」という意味になり、全体的な意味がおかしくなります。
 しかしeverywhere else was fullとすると、「他はどこも満室でした」という意味になります。
 文全体の意味も自然になります。
 bでは、She could get the information nowhere.だけだと、「彼女はその情報をどこでも得られなかった。」という意味になります。
 これは意味どおり、「まったく得ることができなかった」という意味になります。
 これにelseを加えたShe could get the information nowhere else.の場合は、「彼女はその情報を他のどこでも得られなかった。」という意味になります。
 この意味は、「どこか特定の場所では得ることができた」ことが意味に含まれます。










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