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 away と far 副詞

 「away」は「離れて」、「去って」、「遠くへ」というように比較的意味が多いです。
 「far」には場所の意味では、「はるかに」や「遠くに」という意味があります。副詞の他、形容詞としても使われます。

 2つの意味は似ていますが、「away」は「向こうへ」という意味が感じられ、「far」は「距離が遠い」という意味が感じられます。
 しかし、「far」は単独では否定文と疑問文で使います。肯定文では使わないのが普通です。

 He walked away to the door.(彼はドアの方へ歩いていった。)
 The village is five miles away from here.(村はここから5マイルです。)
 She went away.(彼女は立ち去った。)

 How far is it to the village?(その村までどのくらいありますか。)
 We don't have time to go far.(遠くに行くのに時間がありません。)


 My house is not far from the station.
 (私の家は駅から遠くはありません。)
 Her report of the meeting was far from satisfactory.
 (彼女の会議の報告書は満足のいくものではなかった。)

 上のように「far from」には「~から遠い」という意味がありますが、ほど遠いというところから「少しもない」という意味もあります。


場所の意味の「far」を、同じ意味で肯定文で使う場合は「a long way」を使います。

 The station is a long way.(駅は遠いです。)

 しかし、「too」や「very」、「away」、「so」など他の副詞と一緒に使われる場合は、肯定文でも使うことができます。

 Switzerland is far away.(スイスはずっと遠いです。)








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