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 farとasの用法について

 farは副詞として、距離が「遠い」という意味で用いられます。
 また、farについては否定文と疑問で用いるのが普通で、肯定文ではa long wayが代わりに用いられることが多いです。
 このfarの用法については、awayと比較をしながらawayとfarの中で解説をしています。

 ところで、farにはasと一緒に、as far asの形で用いる用法があります。
 用法で主に用いられるのは2つで、1つはas far asに「場所」をつづけて、「その場所まで」という意味で用います。
 それからas far asに節をつづけて、「~をする限りでは」という意味で用いることもできます。
 as far asの形では、肯定文でも用いることができます。
 否定文ではso far asの形でも用いられます。

1.as far as+場所で「その場所まで」について
 as far asに場所をつづけることで、前置詞的に「その場所まで」という意味で用いることができます。
 これには次のような例があります。

 a. He went as far as Kyoto.
  (彼は京都まで行った。)
 b. He walked with her as far as the sea.
  (彼は彼女と海まで散歩をした。)
 c. The train goes as far as Hakodate.
  (その列車は函館まで行きます。)

 上の例のようにas far asの後ろに、場所をつづけることで「その場所まで」という意味になります。
 1aのas far as Kyotoでは「京都まで」、1bのas far as the seaでは「海まで」という意味です。
 ただ、「その場所まで」という意味であることから、as far as+場所には、そこが「到達点」という意味も含まれる場合があります。
 そのため、1cのThe train goes as far as Hakodateでは「その列車は函館まで行く。」という意味がありますが、「その列車は函館までしか行かない。」という意味にもなります。


※as far as+場所の形で「その場所まで」という意味になりますが、これには上で解説をしているように、「到達点」の意味も含まれます。
 そこで次のような例もあります。
 d.We walked as far as we could before it started raining.
  (私たちは雨が降り始める前に、歩けるところまで歩きました。)
 上の例でas far asの後ろは節になっています。
 as far as we couldで「私たちが行けるところまで」という意味になります。



2.as far as+節で「~をする限り」について
 as far asに節(主語+動詞)をつづけて、「~をする限り」という意味で用いることができます。
 たとえば次のような形です。

 as far as I know(私の知る限り)
 as far as I remember(私が記憶する限り)
 as far as I'm concerned(私に関する限り、私の考えでは)

 上の例ではas far asの後ろに、I knowやI remember、I'm concernedを続けて、それぞれに「~をする限りの」の意味を含めています。
 次はこれらの例文になります。

 a. As far as I know, she will come next week.
 (私の知る限りでは、来週彼女は来るでしょう。)
 b. As far as I can remember, the hotel is thirty years old.
 (私の記憶する限りでは、そのホテルは30年経っています。)
 c. As far as I'm concerned, the matter is closed.
 (私としては、その件は終わっています。)
 d. As far as the eye could see, the desert stretched.
 (見渡す限り、砂漠が広がっていた。)

 上の例のようにas far asに節を続けることで、「~をする限り」という意味になります。
 2aではas far as I knowで「私の知る限り」という意味なり、それはshe will come next week「彼女が来週来るでしょう」ということを指していて、そのことが私が知る限りの内容となります。










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