基礎からの英語学習の目次へ Day 19-it is+形容詞の構文- 「It is 形容詞 for 人 to…」 「for+人」で、「その人にとって」という意味を表す用法についてです。まず次の例を見てください。 It is necessary for him to read books. (彼は本を読むことが必要です。) 上の例は<It is+形容詞+for+人+to…>の型で表される文です。「to」の後は動詞の原形がおかれます。 「for+人」にあたるのは、「for him」ですが、これは「彼にとって」という意味を持っています。 それから「to...」にあたる「to read books」は「本を読むこと」、「It is+形容詞」あたる「It is necessary」は「それは必要です」という意味を持っています。このように「彼にとって〜だ」という意味を表します。 It is difficult for him to learn French. (彼にとってフランス語を習うのは難しい。) It is hard for me to save money. (お金を貯めることは私には難しいです。) 「It is 形容詞 of 人 to…」 <It is 形容詞 of 人 to…>は、上の<It is 形容詞 for 人 to…>の「for」が、「of」に変わっただけです。「for」が「(人)にとって〜だ」という意味に対して、「of」は「(その人は)〜だ」というように、その人の「性質や評価」を表します。 たとえば次の例を見てください。 It is kind of you to help me. (私を手伝ってくれるとはあなたは親切な人だ。) このとき「of you」で「あなたは」を意味します。それから「to help me」で「私を手伝ってくれて」、「It is kind」で「親切だ」という意味を表しています。 It was careless of you to leave a pen in your house. (家にペンを忘れてくるとはあなたは不注意だったね。) [careless = 不注意] It was good of you to visit me. (私を訪ねてくれてありがとう。) 次は人の性質や評価を表すときに使われる形容詞の例です。 brave(勇敢な) clever(かしこい) foolish(愚かな) honest(正直な) polite(礼儀正しい) wise(利口な) 人を主語にした形容詞と「to不定詞」・「that節」 I am glad. のような文は、形容詞を置いて人の感情や状態を表しました。(このことはDay18でふれています。)ここでさらに「to不定詞」を続けると、「(人が)そうなった理由」を表すことができます。 I am glad to hear that. (私はそのことを聞いてうれしいです。) I am happy to meet you. (私はあなたに会えてうれしいです。) 「(人が)そうなった理由」は「that節」を使って表すこともできます。この「節」とは「主語+動詞」のことをいいます。「that+主語+動詞」ということになります。しかし、口語では「that」が省略されます。 She is delighted that you are well. (彼女はあなたが元気なので喜んでいます。) You were lucky that you met her. (あなたは彼女に会えて運がよかった。) 基礎からの英語学習の記述式練習問題 記述式の練習問題です。半角英数字で解答してください。 It is...forの構文について 問題数:5問 It is...ofの構文について 問題数:5問 今日のレッスンはこれで終わりです。 お疲れ様でした。 基礎からの英語学習の目次へ Copyright(c)英語喫茶
〜英語・英文法・英会話〜 サイト内の文章等の無断掲載を禁じます |