基礎からの英語学習の目次へ Day 25-副詞の作り方- 副詞の作り方 動作や行為を表す副詞の多くは、形容詞に「ly」をつけてつくります。 1<形容詞の語尾に「ly」をつける> 「bad」や「sudden」などの語尾に、「ly」をつけるだけです。 bad → badly(悪く) sudden → suddenly(突然に) 上は基本的な約束事です。 以下の4つの作り方については、ただ感じでつかむ程度にしてください。 2<形容詞の語尾の「y」を、「i」にかえてから「ly」をつける> 「happy」などの語尾「y」は、「i」にかえてから「ly」をつけます。 happy → happily(幸せに、楽しく) 3<形容詞の語尾の「e」は、そのままにして「ly」をつける> 「extreme」などの語尾「e」は、そのままにして「ly」をつけます。 extreme → extremely(極端に、ひじょうに) 4<形容詞の語尾の「ll」には、「y」だけをつける> 「full」などの語尾「ll」には、「y」だけをつけます。 full → fully(十分に) 5<形容詞の語尾が「母音+l」には、「ly」をつける> 「beautiful」などの語尾「母音+l」には、そのまま「ly」をつけます。 beautiful → beautifully(美しく) final → finally(ついに) 副詞の作り方(例外1) 例外として@形容詞と副詞の形が全く違うもの、A形容詞と副詞の形が同じもの、B形容詞としてだけ使われるものがあります。 @の形容詞と副詞の形が違う例として、形容詞「good」の副詞は「well」になります。「good」を副詞として普通は使いません。 Aの形容詞と副詞の形が同じ例では「fast」などがあり、よく使われるものが多いです。たとえば次のような例があります。これらは当然形容詞としても使うことができます。 late(遅れて) near(近くに) hard(熱心に) high(高く) direct(まっすぐに) enough(十分に) daily(毎日) low(低く) The streetcar arrived ten minutes late. (市電は10分遅れで到着した。) He worked hard. (彼は一生懸命働いた。) An airplane flew low. (飛行機は低空で飛んだ。) Bの形容詞としてだけ使われる例には「lonely」があります。 副詞の作り方(例外2) 上の形容詞と副詞の形が同じものでも、語尾に「ly」のつくものがあります。たとえば形容詞の「direct」には、「direct」と「directly」の2つの副詞があります。 このとき2つの副詞の意味はあまりかわりませんが、全く意味が変わる副詞もあります。次は意味が変わらない例と変わる例です。 ・<意味があまり変わらない例> quick(すばやく) slow(ゆっくり) loud(大声で) clear(はっきりと) tight(かたく) bright(明るく) ・<意味が変わる例> hard(熱心に)→ hardly(ほとんどしない) close(近く)→ closely(綿密に) late(遅れて) → lately(最近) high(高く)→ highly(非常に) near(近くに)→ nearly(ほとんど) He stayed up late. (彼は遅くまで起きていた。) [stay up = 寝ないで起きている(= sit up)] He has published the book lately. (彼は最近本を出版した。) He can sing high. (彼は高い声で歌うことができる。) He was highly pleased. (彼は非常に喜んだ。) 基礎からの英語学習の記述式練習問題 記述式の練習問題です。半角英数字で解答してください。 副詞の形について(その1) 問題数:5問 副詞の形について(その2) 問題数:5問 今日のレッスンはこれで終わりです。 お疲れ様でした。 基礎からの英語学習の目次へ Copyright(c)英語喫茶
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