基礎からの英語学習の目次へ Day 42-「ある人」の代名詞- 「somebody」(ある人)など 「somebody」または「someone」は、「誰か」や「ある人」という意味で「肯定文」で使います。否定文と疑問文では、「anybody」または「anyone」を使います。これは「some」と「any」の場合と同じです。 また「人」の意味ではなく、「物」に対してはそれぞれ「something」と「anything」を使います。そしてこれらは全て、単数として扱います。 There is somebody waiting for you. (誰かがあなたを待っていますよ。) There is something on the shelf. (棚の上に何かがありますよ。) I will play something on the violin. (ヴァイオリンで何か弾きましょう。) Is there anybody in the room? (部屋に誰かいますか。) 単数として扱かわれるので、be動詞には「is」が使われています。 次は否定文の例です。 I haven't seen anybody. (私は誰にも会いませんでした。) I don't know anything about it. (私はそのことについて何も知りません。) 「anybody」と「anything」を否定文で使うと、それぞれ「誰もいない」と「何もない」というように、全体を否定する意味になります。これも「any」と同じ使い方になります。 また、「誰もいない」や「何もない」という意味では、否定語の「nobody」、「no one」、「nothing」があります。 There was nobody in the room. (部屋には誰もいなかった。) I know nothing about it. (私はそのことについて何も知りません。) I have nothing to eat. (食べ物が何もありません。) 「anybody」と「anything」は否定文と疑問文で使うのが普通ですが、もしも肯定文で使うと、それぞれ「誰でも」と「何でも」という意味になります。これも「any」と同じ使い方になります。 Anybody can do it. (誰でもそれをすることができます。) You may take anything. (何でも持っていっていいですよ。) I will do anything. (何でもしましょう。) それから同じ「誰でも」という意味では、「every」を加えた「everybody」または「everyone」もあります。また物に対して「何でも」という意味では、「everything」もあります。これらはそれぞれ「誰でも」と「何でも」という意味から、複数扱いのように思えますがどちらも「単数」として扱います。 Everybody loves music. (誰もが音楽を愛します。) Everything is all right. (全て順調です。) Everything is true. (全てが本当です。) 単数として扱うので、動詞は上の3例とも単数にあわせた形になっています。 「each other」と「one another」(お互いに) 「each other」と「one another」は、どちらも「お互いに」という意味です。「お互いに」という意味から、動詞を修飾(副詞として)するように思われるかもしれませんが、これらは代名詞です。しかし同じ代名詞でも、主語としては使わないのが普通です。 したがって、目的語を必要とする動詞(他動詞)や、with(前置詞)の後に続けて使います。 We love each other. (私達はお互いに愛し合っています。) We talked with each other. (私達はお互いに語り合いました。) 基礎からの英語学習の記述式練習問題 記述式の練習問題です。半角英数字で解答してください。 somebody、something などについて 問題数:5問 nobody、everybody などについて 問題数:5問 今日のレッスンはこれで終わりです。 お疲れ様でした。 基礎からの英語学習の目次へ Copyright(c)英語喫茶
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