英語学習の参考説明 |
一 覧 |
D-2. 代名詞について |
e. 再帰代名詞の強調用法について |
再帰代名詞とは、たとえばmyself等のことである。これは、「私自身」や「~自身」という意味を持つ。これらの再帰代名詞には再帰用法と強調用法があるが、ここでは強調用法についての基本的意味と、その置かれる位置について説明する。 まず、次の例がある。 (1) a. I saw myself in the mirror. (私は鏡で自分を見た。) b. I've hurt myself. (けがをしました。) (1)は再帰代名詞の再帰用法である。主語と目的語は同一の人物である。そして再帰代名詞は目的語として用いられている。 ところで、次は強調用法である。 (2) a. I myself saw it. (私は自分でそれを見ました。) b. She spoke to me myself. (彼女は私自身に話しかけました。) 上の場合、myselfはIまたはmeと同様に用いられる。このように同格に用いられる再帰代名詞を、強調用法という。 そして同格に用いられていることから、上の場合、特にmyselfが無くても文としては成立することになる。 ところで、強調用法の再帰代名詞が置かれる位置については、文語では同格となる名詞句のすぐ後に置かれるが、口語では比較的自由である。誤解されないのならば、文末にもよく置かれる。 (3) a. I myself saw it. b. I saw it myself. (3a)は(2a)の例である。これが(3b)として用いられても不自然ではない。 参照 強調のための「myself」(基礎から英語学習Day38) |
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