英語学習の参考説明 |
一 覧 |
Z-1. 前置詞について |
d. over と above |
overとaboveは、どちらも「~の上に」という意味を持つ前置詞だが、ここでは2つの用法について説明する。 まずoverだが、これは「~の上に」という意味でも「真上に」という意味がある。反対の意味ではunderがある。これに対してaboveは単に「より上に」という意味がある。反対の意味ではbelowがある。 単に「上」が関係する場合、双方を用いることが可能である。 (1) a. The lamp is over/above the table. (ランプがテーブルの上にかかっていた。) b. The plane flew over/above our house. (飛行機が家の上空を飛んで行った。) ただし、overは「覆うように」という意味も含まれる。そこから「接触」の意味も現れることになるのだが、そこで次の例ではoverが適切となる。 (2) She put a blanket over him. (彼女は彼に毛布をかけた。) 「覆うように、真上に」という意味において、overが適切となる。上の場合、aboveを用いると不自然になる。次も「覆う」の意味が含まれる場合の例である。 (3) a. A dark cloud was over us. (黒い雲が私たちの頭上を覆っていた。) b. She put her hands over her face. (彼女は手で顔を覆った。) 参照 場所の前置詞(基礎から英語学習Day35) |
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