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法助動詞

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2. may(主観性)
 mayの主な意味は次の2つである。
 (1b)の可能性については、canと相関関係がある。それは肯定文ではmayが用いられるが、否定文や疑問文ではcanが用いられることである。

 (1)
a. 許可(主観性-客観的意味)
b. 可能性(主観的意味)

 mayの「許可」は形式的な感があるために、それほど用いられることはない。したがって、mayが用いられることが多いのは「可能性」ということも言える。

 mightはmayの過去時制だが、mayが持つ意味を過去のこととして、そのまま表すことは時制の一致以外ではあまりない。普通の過去時制(直説法)として表すことはまれとなる。(*8) 特に「許可」の意味で用いられることはほぼない。

 また「可能性」の意味でmightが用いられても、「現在のことに対する推測」を表すのが普通である。この用法についてはよく用いられる。


*8  「普通の過去時制」とは、すでに「0.4.現在時制と過去時制」のところで述べているが、直説法過去時制のことである。





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