著書向け確認問題の解説 |
記述式練習問題の解説です。 練習問題の解答後に参照してみてください。 |
1. I want to smoke in this room. (私はこの部屋でタバコを吸いたいです。) ↓ (この部屋でタバコを吸ってもよろしいですか。) 2. I want to see your passport. (私はあなたのパスポートを見たいです。) ↓ (パスポートを拝見してもよろしいですか。) 3. I want to go with you. (私はあなたと一緒に行きたいです。) ↓ (あなたと一緒に行ってもよろしいですか。) 4. He is in bed. (彼は寝ています。) ↓ (ひょっとしたら、彼は寝ているかもしれません。) 5. He does not need it. (彼はそれが必要ではありません。) ↓ (ひょっとしたら、彼はそれが必要ではないのかもしれません。) 1. May I smoke in this room? (この部屋でタバコを吸ってもよろしいですか。) 2. May I see your passport? (パスポートを拝見してもよろしいですか。) 3. May I go with you? (あなたと一緒に行ってもよろしいですか。) 4. He might be in bed. (ひょっとしたら、彼は寝ているかもしれません。) 5. He might not need it. (ひょっとしたら、彼はそれが必要ではないのかもしれません。) 問題の1~3は、may Iを使って、許可を求める文を作る問題です。問題の4~5はmightを使って、推量を表す文を作る問題です。 may I とは、mayを使った疑問文として文を作っていきます。それで、許可を表す文を作っていくことができます。 mightはmayの過去形ですが、表している時点は現在のことです。これで「~かもしれない」という意味の推量を表す文を作っていきます。 問題1について 問題文のI want to smoke in this room.「私はこの部屋でタバコを吸いたいです。」は、たばこを吸いたいという思いを表していいますが、ここから「吸ってもいいですか」というように、相手に許可を求める文を作っていきます。 May Iのあとに動詞の原形を続けます。動詞ですが、want toは「~をしたい」という意味を表します。許可の文を作ることを考えると、この部分が不要になります。smokeはwant toに続き、「~をしたい」の「~を」に相当するようになります。 May Iのあとにsmokeを続けることになり、次のように文が作られます。 May I smoke in this room? 例文は、「この部屋でタバコを吸ってもよろしいですか。」というように、相手に許可を求めることを表しています。 問題2について 問題文のI want to see your passport.「私はあなたのパスポートを見たいです。」は、パスポートを見たいという思いを表していますが、ここから「パスポートを見てもいいですか」というように、許可を求める文を作っていきます。 May Iのあとに動詞の原形を続けていきます。want toは「~をしたい」という意味を表しますが、許可を求める文を作る上で必要がないので、それに続く動詞seeをmay Iのあとに置きます。すると、次のような文になります。 May I see your passport? 例文は、「パスポートを拝見してもよろしいですか。」というように、相手に許可を求めるようになります。 問題3について 問題文のI want to go with you.「私はあなたと一緒に行きたいです。」は、一緒に行きたいという意味を表しています。「~をしたい」という表現ですが、そのためにwant toを使っています。 許可を求める文を作りますので、この「~をしたい」という意味を表すwant toをとります。そしてそのあとに続く動詞であるgoをmay Iに続けていきます。 すると、次のようになります。 May I go with you? 例文は「あなたと一緒に行ってもよろしいですか。」というように、一緒に行ってよいかどうかを、相手に求める文になります。 問題4について ここからは「~かもしれない」という意味の、推量を表す文を作っていく問題になります。 問題文のHe is in bed.「彼は寝ています。」ですが、彼が「寝ている」ことを確信的に表しています。これにmightを使って、「~かもしれない」という文を作っていきます。 mightは主語のあとに置きます。そして動詞の原形をそのあとに続けていきます。したがって、次のようになります。 He might be in bed. 主語のHeのあとにmightを置きます。それからbe動詞のisの原形である、beを続けていくことになります。 例文は「ひょっとしたら、彼は寝ているかもしれません。」というように、自信のあまりないことを意味として含むことになります。 問題5について 問題文のHe does not need it.「彼はそれが必要ではありません。」は、それが必要ではないことを、事実的なこととして表しています。またdoes notを使って、否定を表す文になっています。 否定を表すためにdoes notを使っていますが、この部分をmightで置き換えます。mightの否定形はmight notですが、これを使って書き換えると、次のようになります。 He might not need it. 主語のHeのあとに、might notが置かれます。そして動詞の原形needが続くことになります。 例文は、「ひょっとしたら、彼はそれが必要ではないのかもしれません。」というように、事実的だった意味が、「ひょっとしたら、~かもしれない」というように、自信のない様子を表すようになります。 |
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