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その発展的学習
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その発展的学習
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-仮定法shouldの応用-

基礎からの英語学習-1項目目仮定法の「should」
 まず次の例を見てください。

 (1)I suggested that she leave at once.
 (彼女がすぐに出発することを提案した。)
 (2)It is necessary that he go to bed early for his health.
 (健康を考えると彼は早く寝る必要があります。)

 これらの文で(1)の「she」に続く「leave」と、(2)の「he」に続く「go」を見ると、どちらも動詞の原形になっていますが、文法的には正しいです。
 それは「要求」や「提案」、「必要」をあらわす動詞や形容詞に続いている「that節」は、動詞の原形を使う「仮定法現在」にするからです。

 この場合に相当する動詞には「ask」、「recommend」、「require」などがあります。また形容詞には「desirable」、「essential」などがあります。

 I recommended that she confess her secret to him.
 (私は彼女が彼に秘密を告白するようにすすめた。)
 It is essential that my son get a doctor.
 (私の息子は博士号を取得することが不可欠です。)

メ モ  このように「要求」や「提案」、「必要」をあらわす動詞や形容詞の「that節」に仮定法(仮定法現在)が使われるのは、その動詞や形容詞の意味から「意志」が含まれるからです。要求や提案も実現されるのかは未定であり仮定的なことですが、それでも想像とは異なるので仮定法現在が使われるようになります。



 けれども、上のように仮定法現在を使うのは、主にアメリカ英語においてです。イギリス英語では代わりに「should」を使います。したがって上の例文について、イギリス英語では次のようになります。

 I recommended that she should confess her secret to him.
 It is essential that my son should get a doctor.

メ モ  最近ではイギリス英語でも「should」を省略して、仮定法現在を用いることが多くなってきています。
 また仮定法に対して、単に事実を言うことを「直説法」といいますが、イギリス英語では「should」を使わずに、直説法の動詞(普通の動詞)を使う場合もあります。

 I recommended that she confesses her secret to him.







基礎からの英語学習-第2項目目「If+should」(万一~だったら)
 「if節」の中で「should」を使うと、「万一~だったら」というように、実現の可能性が低い仮定を表すようになります。

 If she should quit her role, I will play it instead.
 (万一彼女が役を辞めたとしても、私がかわりにその役をします。)
 If Ann should call me while I am out, tell her she can come at any time.
 (万一アンが私の外出中に電話をしてきたら、いつでも来ていいと伝えてください。)

メ モ  「if」が省略される場合があります。その場合は語順が変わります(倒置)。「should」が文頭に置かれますが、文語的です。

 Should Ann call while I am out, tell her she can come at any time.



 また「were to」を使って、実現の可能性が低いことをあらわすこともできます。主節は「主語+助動詞の過去形+動詞の原形」というように、仮定法過去にします。

 If war were to break out, we would go abroad.
 (もしも戦争が起これば、私達は外国へ行くだろう。)
 If my child were to die, what would I do?
 (もしも私の子供が死んだら、私はどうするだろう。)

メ モ  「should」は、実現がきわめて不確実な仮定に用いられます。「were to」は、現実には起こり得ない仮定に用いられます。
 実現の可能性という点においては、「were to」のほうが低くなります。





その発展的学習 練習問題

 記述式の練習問題です。半角英数字で解答してください。

エクササイズ 1 仮定法現在について
問題数:6問

エクササイズ 2 if should, were to について
問題数:5問


 
 



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