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基礎からの英語学習
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Day 34

-時の前置詞2-
 今回は時を表す前置詞の続きです。from、beforeとafter、forとduring、withinの使い方について見ていきます。

基礎からの英語学習-1項目目「from … to(until)」(時の前置詞その1)
 「~から~まで」というように、ある時点から他のある時点までの期間を表すのに、「from … to」を使うことができます。(「to」のかわりに「until」を使うこともできます。)このとき「~から」には「from」、「~まで」には「to」が相当します。

 from Monday to Friday(月曜日から金曜日まで)
 They are going to stay there from 10 o'clock to 6 o'clock.
 (彼らはそこに10時から6時まで滞在するつもりです。)

メ モ  状況によっては「to」の後に続く「時」が、意味に含まれるのかどうかはっきりしない場合があります。
 たとえば、from Monday to Friday では「Friday」が含まれずに、「Thursday」までという意味でとらえられる場合もあります。もしもこのことをはっきりさせたい場合は、次のように「through」を使います。

 from Monday through Friday

 上は金曜日も含めてという意味で、ホテルの宿泊予約などに使われます。


 また、イギリス英語では同じことを表すのに、「~を含んで」という意味の「inclusive」を後ろにおいて使います。

 from Monday to Friday inclusive

 発展的学習その発展的学習 21も参照してください。





基礎からの英語学習-第2項目目「before」と「after」(時の前置詞その2)
 「before」は「~の前に」という意味で、「after」は「~の後に」という意味です。これらの後に名詞や動名詞(動詞のing形のことです)を続けます。
 ここでふれる「before」と「after」は、接続詞ではなく前置詞としての使い方なので、その後には名詞に相当する語を続けることになります。
 (接続詞として使う場合は、「主語+動詞」が続くことになります。このことについては基礎からの英語学習Day46を参照してください。)

 次は「before」の例です。

 before Tuesday(火曜日の前に)
 We were very nervous before the entrance exam.
 (入試の前はとても緊張した。)
 I went for a walk before breakfast.(私は朝食の前に散歩をしました。)
 I read a newspaper before going to work.
 (私は仕事に行く前に新聞を読みます。)

メ モ  「一昨日」は「the day before yesterday」といいます。「明後日」は「the day after tomorrow」といいます。



 次は「after」の例です。

 after 7:00(7時の後に)
 We went to the art museum after school.
 (私達は学校の後、美術館に行きました。)
 I drank a cup of coffee after eating dinner.
 (夕食の後コーヒーを一杯飲みました。)

メ モ  ここで使われている動名詞については、「主語が省略された形」として考えるとわかりやすいです。たとえば before going to work は before I go to work の主語を省略して、「go」を動名詞にした形です。

 (接続詞としての使い方は基礎からの英語学習Day46を参照。)




基礎からの英語学習-第3項目「for」と「during」(時の前置詞その3)
 「for」と「during」ですが、どちらも「~の間」というように、ある期間を表すことができます。
 「during」には、「the summer holidays」のような「特定される名詞」を続けるのが普通です。
 それに対して「for」には、「期間」の意味では特定される名詞を普通は続けません。「for」は、ある時間の長さがどのくらいかに重点を置きます。


 次は「for」の例です。

 He stayed for two days.(彼は2日間滞在しています。)
 We studied at a workshop for three weeks.
 (私達は講習会で3週間勉強しました。)

メ モ  「for a long time」には、「長い間」や「長時間」という意味があります。「for the time being」には、「さしあたり」や「しばらくの間」という意味があります。



 次は「during」の例です。

 We stayed in Hawaii during the summer holidays.
 (夏休みの間、ハワイに滞在しました。)
 He slept during the concert.(彼はコンサートの間、寝ていました。)

メ モ  特定される名詞ということで、「the」がつく名詞が「during」の後に続くことになります。

 また、期間の意味での「for」でも、「last」、「past」、「next」が加わると使うことができます。

 for the last(past) two decades(ここ20年間)
 for the next two years(向こう2年間)





基礎からの英語学習-第4項目目「within」(時の前置詞その4)
 「within」には「~以内」や「~を超えないで」というように、「ある時間内」の意味があります。

 within five minutes(5分以内に)
 within a week(一週間以内に)

 I will be back within two hours.(私は2時間以内に戻ってきます。)


時の前置詞の発展的学習はその発展的学習 12を参照してください。


レッスンの確認問題
 このレッスンにおいて、確認をするための問題です。余裕がありましたら、チェックしてみてください。

チェック 1 時に使われる前置詞について
問題数:3問
選択式問題の解説



チェック 2 for とduring の使い方について
問題数:4問
選択式問題の解説




 



ワンランク上の練習問題
 記述式の練習問題です。半角英数字で解答してください。

エクササイズ 1 前置詞 from...to, before, after について
問題数:5問
記述式問題の解説



エクササイズ 2 前置詞 during, for について
問題数:5問
記述式問題の解説




 

今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。





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