基礎からの英語学習 |
一 覧 |
Day 7
-提案のshallと助言のshould- |
今回はshallの使い方についてです。提案を表すshallについてと、shallの過去形shouldについて見ていきます。このshouldは助言を表すことができます。 |
「shall」 |
「shall」は普通、一人称にしか使われません。もしもそれ以外で使うと文語調になります。また単純に未来を表す場合は「shall」が使われていましたが、最近は人称に関係なく「will」がよく使われています。そこでここでは、「shall」を疑問文で使って「私がしましょうか」というように、提案をする表現についてふれていきます。 型は<Shall+Iまたはwe+動詞の原形>です。 Shall I help you?(手伝いましょうか。) Shall I read to you ?(あなたに読んで聞かせましょうか。) 答え方は、Yes, please.やNo, thank you.などがあります。 Shall we make it Monday?(それは月曜日にしましょうか。) Shall we go to the movies?(映画を見に行きませんか。) Shall we go home?(帰りましょうか。) メ モ
「Shall we ~ ?」は、「Let's+動詞」と同じ意味で会話では使われます。 (参照:shallの詳細については、法助動詞(4以降) |
「shall」の過去形「should」 |
「should」は「shall」の過去形です。「~をしたほうがいいですよ」や「~をするべきです」というように、「義務」や「当然のこと」を表します。「助言」の意味で使われることが多いですが、形は過去形でも話していることは現在の時点です。 型は<主語+should+動詞の原形>で、shouldに動詞を続けるだけです。否定形は「should not (またはshouldn't)」になります。 It was a good movie. You should see it. (それはいい映画でしたよ。見たほうがいいですよ。) You should apologize to her for your behavior. (彼女にあなたの行動について謝ったほうがいい。) [apologize = 謝る<apologize+to人+for事>、behavior = 態度;行動] You should see a doctor.(医者にみてもらったほうがいいですよ。) [see(consult) a doctor = 医者にみてもらう] メ モ
「should」は「~をするはずだ」や「たぶん~だろう」というように、「推量」を表すこともできます。確信度は次でふれる「may」よりも強いですが、「must」よりは弱いです。 「should」を否定形で使うと「~をしないほうがいいですよ」となります。 You shouldn't stay at home all day long. (一日中家にいてはだめですよ。) [all day long = 一日中] She shouldn't speak so loudly. (彼女はあんな大きな声で話さないほうがいい。) メ モ
「ought to」も「should」と同じように「~をしたほうがいい」という助言の意味で使うことができます。型は<主語+ought to+動詞の原形>で、「ought to」の後に、動詞を続けます。しかし「should」のほうがよく使われます。 |
レッスンの確認問題 |
このレッスンにおいて、確認をするための問題です。余裕がありましたら、チェックしてみてください。 チェック 1 shall の使い方について 問題数:5問 選択式問題の解説 チェック 2 should の使い方について 問題数:5問 選択式問題の解説 |
ワンランク上の練習問題 |
記述式の練習問題です。半角英数字で解答してください。 エクササイズ 1 shall Iの提案表現について 問題数:5問 記述式問題の解説 エクササイズ 2 shouldの助言と推量の表現について 問題数:5問 記述式問題の解説 |
今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。
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