英語記述問題の解説 |
記述式練習問題の解説です。 練習問題の解答後に参照してみてください。 |
1. I report it to you. (私はそれをあなたに報告します。) ↓ (私はそれをあなたに報告しなければなりません。) 2. We come back to the question. (私たちはその問題に戻ります。) ↓ (私たちはその問題に戻らなければなりません。) 3. I go to England to do the work. (私はその仕事をするためにイングランドへ行きます。) ↓ (私はその仕事するためにイングランドに行かなければなりません。) 4. You do not speak to my daughter. (あなたは私の娘に話しかけない。) ↓ (あなたは私の娘に話しかけてはならない。) 5. You do not drive so fast. (あなたはそんなにスピードを出して運転しない。) ↓ (あなたはそんなにスピードを出して運転してはならない。) 1. I must report it to you. (私はそれをあなたに報告しなければなりません。) 2. We must come back to the question. (私たちはその問題に戻らなければなりません。) 3. I must go to England to do the work. (私はその仕事するためにイングランドに行かなければなりません。) 4. You must not speak to my daughter. (あなたは私の娘に話しかけてはならない。) 5. You must not drive so fast. (あなたはそんなにスピードを出して運転してはならない。) 5問ともmustを使って、義務を表す文に書き換える問題です。have toも義務の意味を表すことができますが、それは社会的な、外からの要因による義務の意味となります。 それにたいしてmustの義務は、主観的な、自身の義務の意味となります。 mustの文の作り方は、主語のあとにmustを置きます。それから動詞の原形をmustのあとに続けていきます。 問題文の1~3は「~をしなければならない」という意味の義務ですが、問題文の4~5は、「~をしてはいけない」という否定的な義務の意味になります。 mustの否定形は、notをmustのあとに置きます。したがって、must notという形になります。mustの義務の否定は、強い意味があります。それはいわば「禁止」の意味になることにも注意してください。 問題1について 問題文のI report it to you.「私はそれをあなたに報告します。」は、それを報告するという意味ですが、これにmustを使って義務を表す文にしていきます。 まずは、主語であるIのあとにmustを置いていきます。問題文の動詞はreportですが、これをmustのあとに続けていきます。reportは、「報告する」という意味の動詞です。また、「報告書」や「レポート」の意味の名詞としても使われます。 解答文ですが、次のようになります。 I must report it to you. 例文は、「私はそれをあなたに報告しなければなりません。」というように、自身が思う主観的な義務を表します。 問題2について 問題文のWe come back to the question.「私たちはその問題に戻ります。」は、その問題に戻るという意味です。 まずは主語であるWeのあとにmustを置きます。動詞はcomeを使っていますが、この動詞をmustのあとに続けていきます。すると、次のようになります。 We must come back to the question. 例文は、「私たちはその問題に戻らなければなりません。」は、その問題に戻らなければならないというように、当事者らが思う、主観的な意味の義務を表すようになります。 問題3について 問題文のI go to England to do the work.「私はその仕事をするためにイングランドへ行きます。」は、イングランドへ行くという事実的な意味を表しています。 この文にmustを使っていきますが、まずは主語であるIのあとにmustを置きます。問題文の動詞はgoですが、これをmustのあとに続けていきます。すると、次のようになります。 I must go to England to do the work. 例文は、「私はその仕事するためにイングランドに行かなければなりません。」というように、行かなければならないという、自身が思う主観的な義務の意味を表すようになります。 問題4について 問題文のYou do not speak to my daughter.「あなたは私の娘に話しかけない。」は、娘に話しかけないという事実を表す文です。 これにmustを使っていきますが、注意をすることは問題文が否定を表す文であることです。そこでmustを否定形にして使うことになります。mustの否定形はmustのあとにnotを続けた、must notになります。 文の作り方ですが、まずは主語であるIのあとにmust notを置きます。それから動詞であるspeakをmust notのあとに続けていきます。 問題文のdo notは、否定であることを表すために置かれていましたが、これがmust notで置き換えられるかたちになります。 解答ですが、次のようになります。 You must not speak to my daughter. 例文は、「あなたは私の娘に話しかけてはならない。」というように、娘に話しかけてはならないという「禁止」を表す文になります。 問題5について 問題文のYou do not drive so fast.「あなたはそんなにスピードを出して運転しない。」は、スピードを出さないという事実を表しています。この例も、否定を表していますので注意してください。 これにmustを使っていきますが、まずは主語であるYouのあとにmustを置きます。否定を表していますので、さらにnotをmustのあとに続けていきます。 問題文の動詞はdriveですが、この動詞をmust notのあとに続けていきます。すると、次のようになります。 You must not drive so fast. 例文は、「あなたはそんなにスピードを出して運転してはならない。」というように、スピードを出してはならないという、「禁止」の意味を表すようになります。 |
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