動詞の過去形（記述式問題の解説）-英語喫茶～英語・英文法・英会話～

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英語記述問題の解説

　記述式練習問題の解説です。
　練習問題の解答後に参照してみてください。

問題文です

1. I like music.
（私は音楽が好きです。）

2. She reads books all day.
（彼女は一日中読書をします。）

3. He goes to play football in the park.
（彼は公園でフットボールをしに行きます。）

4. They play games.
（彼らはいい加減な態度をとります。）

5. He stays there.
（彼はあそこに滞在します。）

解答です

1. I liked music.
（私は音楽が好きでした。）

2. She read books all day.
（彼女は一日中読書をしました。）

3. He went to play football on the park.
（彼は公園でフットボールをしに行きました。）

4. They played games.
（彼らはいい加減な態度をとりました。）

5. He stayed there.
（彼はあそこに滞在しました。）

解説です

　５問とも現在形の動詞を、過去形の動詞にする問題です。
　過去形には、動詞の原形の後ろに「e」または「ed」がつく規則動詞と、それ以外の不規則動詞があります。
　動詞の現在形は、主語が三人称で単数の場合、動詞の後ろに「s」がつきました。主語が三人称で単数でない場合は、「s」がつきません。したがって次のような違いが生じました。

　1. I like music.
　（私は音楽が好きです。）

　2. She likes music.
　（彼女は音楽が好きです。）

　２つの文は、どちらも「好きです」という意味を表しています。しかし動詞の形はlikeとlikesというように、「s」がつく場合と、つかない場合にわかれます。（sheは三人称で単数のために「ｓ」がつきます。）

　しかしながら、動詞の過去形は、主語の人称と単数かどうかには左右されません。過去形はそのままの形で、どの主語にも使います。

　また、動詞の過去形が表すことは、動作や状態が過去の時点において終了したことです。このことについても注意をしながら見ていきましょう。

問題１について
　likeの過去形は「d」のついたlikedです。したがって、I likedとなります。
　例文は、過去の時点において「音楽が好きだった」ことを表しています。

問題２について
　readsの原形（もとの形）は、readです。このreadの過去形は、形が同じで、変化をしません。したがって、readの過去形はreadとなり、readsの過去形もreadになります。（発音は変わります。現在形のreadはri:dと発音しますが、過去形のreadはredと発音します。）

　例文は、過去の時点において、彼女が一日中「読書をしました」という意味を表しています。現在形の場合は、一日中「読書をします」というように習慣的な事実を表していましたが、過去形の場合は、単に過去の時点に読書をしたことだけを表しています。

問題３について
　goesの原形はgoです。このgoの過去形は、wentになります。「d」や「ed」がつかないで、形が変わる動詞です。

　例文は、フット―ボールを「しに行きます」という習慣的な意味から、「しに行きました」というように、単に過去の時点に「しに行った」ことだけを表しています。

問題４について
　playの過去形は「ed」がついたplayedになります。したがってThey playedとなります。

　例文は、彼らはいい加減な態度を「とります」という習慣的、日常的な意味から、単に「とりました」というように、単に過去の時点にそれをしたことだけを表しています。

問題５について
　staysの原形はstayです。このstayの過去形は「ed」のついたstayedになります。したがってHe stayedとなります。

　例文は、彼はあそこに「滞在します」という習慣的、日常的な意味から、単に過去の時点に「滞在した」ということだけを表しています。

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