英語の時間的感覚1 |
一 覧 |
5.1. 動詞の種類と進行形 進行形を理解するには動詞の性質について知っておく必要があるため、ここで動詞の種類について簡単に述べておく。 英語の動詞を詳細に分類するといくつもの種類になるが、大きく分けると動作動詞と状態動詞にすることができる。 (1) 動作動詞-arrive、bake、eat 状態動詞-know、see、think 上は動作動詞と状態動詞に分けて、さらにそれらに相当する動詞を3つ続けている。 動作動詞とはその名の通り動作を表し、状態動詞とは状態を表す動詞である。 ところで、進行形は動作動詞に用いられる形式とされている。それは状態動詞が上の動詞を見てわかるように、それ自体がある程度の時間的継続を意味として含んでいるからである。進行形とは動作に着目しそこから継続の意味を表すが、この継続の意味は状態動詞には不要となる。 それに対して動作動詞とはそれ自体に継続の意味を持たず、いわば動作を「点」の意味として持つことになる。進行形はこのような点として表される動作に時間的な継続を持たせて、「線」としての意味を持たせることができる。 |
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