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英語の時間的感覚2
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2.現在時を中心として左側の時間帯1
2.1.英語においての2つの形式
 現在時を中心として左側の時間帯とは、過去の時間帯のことである。
 現在の出来事を表すのに、英語では現在時制を用いる。そして、過去の出来事を表すためには過去時制を用いることになる。
 ところが、英語においては過去に生じた出来事を表すのに、過去時制だけが用いられない。過去時制の他に、現在完了形も存在しているからである。そして2つの形式は、明らかに意味が異なるのである。
 話し手は状況により、これらの2つの形式を使い分けなければならないのであるが、そこから過去の時間帯の表現には、心境に2つの区分がされていることになる。
 2つの形式については次節から述べていくが、過去時制については2.2.2.3. で述べ、現在完了形については次章で述べていく。




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