当ページはURLを変更しました。
3秒後に新ページに移動します。
ブックマーク等は移動先のページに変更をお願いいたします。
ページが移動しない場合は下記に移動してください。
新ページ英語喫茶
 
英語の時間的感覚2
一 覧英語喫茶トップ
3.現在時を中心として左側の時間帯2
3.1. 現在完了形の基本的な用法
 過去の時間帯に生じた出来事を表すための過去時制については、前章で述べた通りである。
 ここでは、過去時制とよく比較され、日本語話者にとって理解が容易ではない現在完了形について述べていく。




3.1.1. 現在完了形の時間表示
 現在完了形とは過去時制と同様に、表す出来事は過去に生じたことである。しかし、過去時制とは対照的にその出来事は、現在にまで何らかの影響が話し手の心境に残っていることを意味として含んでいる。この現在完了形について時間表示に示すと次のようになる。

(1)
英語の現在完了形の時間表示


 発話時(S)は当然現在時に置かれているが、出来事時(E)もそれが表す出来事の時点が過去のことなので、過去時制の時間表示と同様に過去時に置かれる。しかし心の位置(M)は、過去時制とは対照的に過去時へは置かれずに、現在時に置かれる。これは過去時制のように現在との関係において切り離しを意味せずに、話し手による考えや思いである心境が現在に残ったままであることを表している。




※お知らせ
 スマートフォン用英語喫茶については、本サイトページに統合いたしました。
 さらに見やすくなりました。今後はそちらのページをご利用ください。
 下記のアドレスから該当ページに移動することができます。

英語喫茶~英語・英文法・英会話~


Copyright(c) 英語喫茶 All Rights Reserved.
サイト内の文章・図の無断掲載を禁じます