
英語学習の豆知識
D-2 代名詞について
e. 再帰代名詞の強調用法について
再帰代名詞とは、たとえばmyself等のことである。これは、「私自身」や「~自身」という意味を持つ。これらの再帰代名詞には再帰用法と強調用法があるが、ここでは強調用法についての基本的意味と、その置かれる位置について説明する。
まず、次の例がある。
(1)
a. I saw myself in the mirror.
(私は鏡で自分を見た。)
b. I've hurt myself.
(けがをしました。)
(1)は再帰代名詞の再帰用法である。主語と目的語は同一の人物である。そして再帰代名詞は目的語として用いられている。
ところで、次は強調用法である。
(2)
a. I myself saw it.
(私は自分でそれを見ました。)
b. She spoke to me myself.
(彼女は私自身に話しかけました。)
上の場合、myselfはIまたはmeと同様に用いられる。このように同格に用いられる再帰代名詞を、強調用法という。
そして同格に用いられていることから、上の場合、特にmyselfが無くても文としては成立することになる。
ところで、強調用法の再帰代名詞が置かれる位置については、文語では同格となる名詞句のすぐ後に置かれるが、口語では比較的自由である。誤解されないのならば、文末にもよく置かれる。
(3)
a. I myself saw it.
b. I saw it myself.
(3a)は(2a)の例である。これが(3b)として用いられても不自然ではない。
参照
強調のための「myself」(基礎からの英語学習Day44)
まず、次の例がある。
(1)
a. I saw myself in the mirror.
(私は鏡で自分を見た。)
b. I've hurt myself.
(けがをしました。)
(1)は再帰代名詞の再帰用法である。主語と目的語は同一の人物である。そして再帰代名詞は目的語として用いられている。
ところで、次は強調用法である。
(2)
a. I myself saw it.
(私は自分でそれを見ました。)
b. She spoke to me myself.
(彼女は私自身に話しかけました。)
上の場合、myselfはIまたはmeと同様に用いられる。このように同格に用いられる再帰代名詞を、強調用法という。
そして同格に用いられていることから、上の場合、特にmyselfが無くても文としては成立することになる。
ところで、強調用法の再帰代名詞が置かれる位置については、文語では同格となる名詞句のすぐ後に置かれるが、口語では比較的自由である。誤解されないのならば、文末にもよく置かれる。
(3)
a. I myself saw it.
b. I saw it myself.
(3a)は(2a)の例である。これが(3b)として用いられても不自然ではない。
参照
強調のための「myself」(基礎からの英語学習Day44)
<英語学習の豆知識目次へ>