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現在進行形とbe going toは、双方近い未来の出来事を表す。現在進行形の場合はarrive、departなどの発着を意味する動詞、またはgo, comeなどの往来を意味する動詞と共に用いられるとされる。しかし未来の予定を表すことができる動詞であれば、こられに限らず用いることができる。
また、現在進行形で未来を表す場合は、未来を示す副詞を続けるのが普通である。
そして双方の形式は、意味的にも現在に、出来事の計画や予定というものが存在するため、類似した形式となる。したがって、次の場合はどちらも用いても良い。
(1)
a. Next year we're going to get married.
b. Next year we're getting married.
ただbe going toの場合は、主語が人の場合に、その主語の意志を表すことが比較的多い。したがって、二人称を疑問文で用いた場合は、次のような相違が現れる。
(2)
a. Are you staying in London long?
(ロンドンには長く滞在ですか。)
b. Are you going to stay in London long?
(ロンドンには長く滞在するつもりですか。)
(以上2例は安井:1982, p.73)
上の例において、(2a)では、長く滞在する計画があるかどうかを聞いているが、(2b)では、長く滞在する意図があるかどうかを聞いていることになる。
参照
・現在進行形の未来表現(英語の時間的感覚4.2.2)
・be going to+不定詞の未来表現(英語の時間的感覚4.2.3)
引用文献
安井稔(1982) 『英文法総覧』開拓社
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