英語喫茶~英語・英文法・英会話~
英語喫茶トップ
英文法関係
英会話表現
その他英語
英語喫茶は、英語を気軽に楽しむサイトです
英語学習の豆知識
MENU(目次)
英語喫茶トップページ
英語喫茶サイトマップ
著書向け確認問題
てはじめの英語学習
基礎からの英語学習
英文法の発展的学習
英語学習の豆知識
英文法の解説
やさしい英会話の表現
英会話キーワード検索
英会話のエクササイズ
法 助 動 詞
法助動詞キーワード検索
英語の時間的感覚Ⅰ
英語の時間的感覚Ⅱ
時間的キーワード検索
英語関連サイトリンク
運営管理者について
ご意見・ご感想
To the English page
英語喫茶
>
英語学習の豆知識
>there構文の不定を表す主語について T-2 there構文について
<英語学習の豆知識目次へ>
英語学習の豆知識
T-2 there構文について
a. there構文の不定を表す主語について
there構文とは、「there is/are +主語」の形式で表され、主語について「~がある」というように「存在」を表す。そこから存在文とも言われる。ここでは、there構文の主語が表す不特定性について説明する。
there構文は、be動詞の後に主語が置かれる構文だが、この主語は意味上の真主語となる。文頭のthereは、特に場所の意味を持たない形式的な主語とされる。
この存在のthere構文については、主語は不特定のものでなければならないとされている。したがって、次のようにすることはできない。
(1)
a. *There is the book on the table.
b. *There is the cat in the kitchen.
定冠詞はその名詞が特定であることを表すが、そこで(1)の2例は不自然になる。この他hisやher、thisやthatをともなう場合も、同様に特定となるので用いることはできない。つまり不定冠詞、some、manyなどで修飾される名詞が続くことになる。
(2)
a. There is a book on the table.
(テーブルの上に本があります。)
b. There is a cat in the kitchen.
(台所に猫がいます。)
不定詞句が用いられるところから、まだ話題にのぼっていないものが、there構文に用いられるということができる。
会話では、その導入として「~がある」というように用いられることになる。したがって、既知であることを表す定冠詞などの他、Maryなどの固有名詞、heなどの代名詞も用いることができない。Maryは人の名前だが、既にわかっていなければ用いないし、heなどの代名詞も同様に、既知となっていなければ用いないためである。
(3)
a. There are many people to come this afternoon.
(今日の午後多くの人がやってきます。)
b. Is there anything in the box?
(箱の中に何かありますか。)
ところで、there構文にはbe動詞以外にも、come、seem、appear、happen、liveなどの動詞も用いられる。これらは広い意味で存在を表すためである。
(4)
a. There seemed to be nobody in this building.
(この建物には誰もいないようにみえた。)
b. There stands a church on the hill.
(丘の上に教会が建っている。)
メモ
there構文に用いられる意味上の主語は、新情報に相当することになる。(この新情報については、
「旧情報と新情報について」
を参照。)
参照
there構文とhave(基礎からの英語学習Day50)
定冠詞と不定冠詞の基本(英語学習の豆知識)
<英語学習の豆知識目次へ>
英語喫茶の基礎からの英語学習とやさしい英会話の表現等は、大学の先生方の協力により細部までチェックを入れて作成しています。
Copyright(c) 英語喫茶~英語・英文法・英会話~ :サイト内の文章・図等の無断掲載を禁じます