英語喫茶~英語・英文法・英会話~
法助動詞

英語喫茶法助動詞>10. dare(客観性)




 

10. dare(客観性)

 dareも法助動詞よりは動詞として用いられることが多く。また、疑問文と否定文で用いられるのだが、これはneedの法助動詞と類似している。そして意味は「~の勇気がある」や「あえて~をする」である。

 (1)
  a. I daren't tell her the sad news.
  (彼女はその悲しい知らせを伝える勇気がない。)
  b. Dare you speak?
  (口をきく勇気がありますか。)
  c. How dare you show your face?
  (よくも顔を出せたものだね。)
 
 dareは動詞として用いられることが多いが、その場合toが続くときと省略されるときがある。toが省略されるときは動詞と法助動詞の区別が曖昧になる。

 また、(1c)のようにHow dareで始めるときは「よくも~ができるね」のように相手に対しての憤慨を表すが、いわば感嘆文である。


 ところで、daredはdareの過去時制だが、否定文と疑問文で用いられる。

 (2)
  a. Nobody dared speak to her.
  (誰も彼女に口をきく勇気がなかった。)
  b. How dared he contradict his boss?
  (よくも彼は上司に口答えをしたものだ。)













 英語喫茶の基礎からの英語学習とやさしい英会話の表現等は、大学の先生方の協力により細部までチェックを入れて作成しています。


Copyright(c) 英語喫茶~英語・英文法・英会話~ :サイト内の文章・図等の無断掲載を禁じます