9. need(客観性)
needは法助動詞よりも動詞として用いられることが多い。法助動詞として用いられる場合は、疑問文と否定文で用いられる。
そしてneedの意味は「必要」の1つだけである。
(1)
a. You needn't go now.
(今行かなくてもよい。)
b. Need we come here by seven o'clock? No, you needn't.
(7時までにここに来る必要がありますか。いいえ、その必要はありません。)
上の例も普通はneedが動詞として用いられるところから、次のようにすることも多い。その場合はneedの後にtoが続く。
(2)
a. You don't need to go now.
b. Do we need to come here by seven o'clock? No, you don't need to.
また、法助動詞のneedは疑問文と否定文で用いられるのだが、それは意味的に表している場合でもよい。
次は否定の意味を表している例だが、形式的でもある。
(3)
a. All you need do is push the button.
(そのボタンを押してくれればそれでよい。【他の事はする必要がない。】)
b. You need hardly do that.(それをやる必要はまずない。)
needには法助動詞としての過去時制がないので、代わりに一般動詞のneededを用いることになる。
(4)
a. He needed the money.
(彼にはお金が必要だった。)
b. You didn't need to call me back.
(折り返し私に電話をする必要はなかったよ。)
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