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助動詞3〜英文法10
may/might


助動詞3回目のDay10は may と might についてです。
「〜かもしれない」という「推測」や May I 〜 ? 「〜してよろしいですか」の表現などはよく使われるところです。

他に「may have+過去分詞」、「may (might) as well」、「may well」についてもふれています。




  「〜かもしれない」と推測をあらわしたり「〜してもよい」と許可をあらわします。
形は<主語+may+動詞の原形>になります。






「〜かもしれない」(推測)の例文です

確率はだいたい50%です。
確信度がもう少し高ければ will などを使うことになります。

I may go to the movies tomorrow.
(明日映画を見に行くかもしれない)

It may rain tomorrow.
(明日は雨になるかもしれない)

He may be wrong.
(彼が間違っているかもしれないよ)

She may not come to the party.
(彼女はパーティーにこないかもしれない)

It may not look smart, but it is a very reliable car.
(格好良くはないかもしれないけれど、安全な車です)
[reliable = 信頼できる]



「〜してもよい」(許可)の例文です

can にも同じ使い方がありますが can よりも丁寧な言い方になります。

You may go now.
(もう帰っていいよ)

You may do as you like here.
(ここでは好きなようにしていいよ)

You may not stay here.
(ここにとどまってはいけません)

Books may not be checked out of the library.
(図書館からの帯出は禁止します)







  「〜してよろしいですか」と許可をもとめる表現です。
Can I 〜 ? よりも丁寧は表現ですが今では Can I 〜 ? の方がよく使われています。
形は<May I+動詞の原形>になります。





それでは May I 〜 ? の例文です


May I come in ?
(中に入ってもいいですか)

May I help you ?
(何を差し上げましょうか)

May I smoke ?
(タバコを吸ってもいいですか)



May I 〜 ? と Shall I 〜 ?

今回の May I 〜 ? と前回のDay9の Shall I 〜 ? はその形も意味も何となく似ているように思われますが、意味的には次のような違いがあります。

May I 〜 ? → 相手に許可を求めます。

Shall I 〜 ? → 相手に提案をします。









「...が〜になるように」と祈願をあらわします
  文語的です。
形は<May +主語+動詞の原形+!>になります。

May the new year bring you happiness!
(新年が良い年でありますように)







  might は may の過去形ですが、単なる過去形ということではない許可や推測の表現としても使われます。
ですが might の許可は may よりも丁寧になります。
また推測は「ひょっとして〜かもしれない」と may よりも実現の可能性が低いことをあらわします。
形は may と同じで<主語+might+動詞の原形>になります。





「〜してよろしい」(許可)の例文です

may よりも丁寧になります。

You might ask before you use my PC.
(私のパソコンを使う気なら、一言そういえばいいのに)
[PC = personal computer の略]



★<「ひょっとして〜かもしれない」(推測)>

may のときよりも実現の可能性の低い表現になります。
ただ最近では may と might の間にはそのような差があまりないようです。
また使い方も may は許可に使い、might は推量に使う傾向があるようです。

She might be in London by now.
(彼女はもうロンドンに着いているかもしれない)

He might take you for a girl.
(彼はあなたを女の子と間違うかもしれない)
[take A for B = A を B だと思う]







  これは「〜したかもしれない」過去のことに対しての推測をあらわします。
難しい部類に入ると思います。
をつけておいてもいいと思いましたが、前のDay9で一応<should have+過去分詞>のことにふれていましたのでつけずに書いておきます。
難しいと思うようでしたら後でまた読み返してみてください。
形は<主語+may have+過去分詞>になります。





それでは<may have+過去分詞>の例文です

「(過去に)〜したかもしれない」とあらわします。
英検での出題頻度は高いです。

She may have forgotten about it.
(彼女は忘れたのかもしれない)

He may have read these books already.
(彼はこれらの本をおそらく読んでしまっただろう)
read の変化は原形、過去形、過去分詞の3つとも同じ形で read から変化しません。
ですが発音が変わりますので注意がいります。
[read (ri:d) - read(red) - read(red)]


They may not have left yet.
(彼らはたぶんまだ出発していないでしょう)







  「〜したほうがいい」という表現です。
前のDay9に出てきたhad better のような強い意味はありません。
意味的には「〜しないよりは、〜したほうがいい」という意味です。
形は<主語+may (might) as well+動詞の原形>になります。






それでは may (might) as well 〜 の例文です

had better のような強制の意味はありません。

We may (might) as well go by car.
(車で行ったほうがいいでしょう)

You may (might) as well do as far as you can.
(できるところまでやるべきだよ)
[as far as you can = あなたができる限り]



as far as 〜 について

場所的に「〜まで」という意味や「〜する限り」という意味があります。

「〜まで」と場所を意味するときは<as far as +地名>とします。

「〜する限り」の意味では下のような使い方があります。

As far as I know, 〜
(私の知る限りでは、〜)

As far as I can remember, 〜
(私の記憶する限りでは、〜)
[remember = 覚えている]

As far as the eye could see, 〜
(見渡す限り、〜)










  「〜するのももっともだ」や「たぶん〜するだろう」という意味です。
形は<主語+may well+動詞の原形>になります。


You may well say so.
(あなたがそう言うのも無理はない)

You may well be surprised at the rumor.
(あなたがそのうわさに驚くのも無理はありません)
[rumor = うわさ]

(書き換えとして may well (do) は have (good) reason to (do) にできます。)














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