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the time when (関係副詞@)


Day53からは関係副詞についてふれていきます。
関係副詞とは関係代名詞と同じように接続詞的に使われます。
また副詞としても使われます。

関係副詞には when, where, why, how があります。
今回は when と where を中心にふれていきます。





  when は「時」を意味しますが、これは関係副詞として when が使われる場合も同じです。
関係副詞も先行詞を修飾しますが、when は時をあらわす先行詞を修飾します。

まずは次の例文を見てください。


Don't forget the time when we first met.
(私たちが初めて会ったときを忘れないでください)


この文の先行詞は the time です。
その先行詞を when 以下の関係副詞の文が修飾しています。

関係代名詞との場合と同じような考え方です。
もともとの文は次の2つです。


1.Don't forget the time.
 (そのときを忘れないで)

2.We first met at the time.
 (私たちはそのとき初めて会いました)


「2」の文の時をあらわす at the time が when に代わって、「1」の文の先行詞 the time を修飾するためにできた文が最初の例文になります。

けれども、なぜ at the time がたった1つの語である when に置き換えられるのでしょうか?

それは<前置詞+関係代名詞>が関係副詞になるからです。
したがって、関係副詞も<前置詞+関係代名詞(which)>で置き換えることができます。
このように説明しても難しく思えるかもしれませんので、下にまとめてみます。









このように関係副詞は<前置詞+関係代名詞>からできています。
そこで、逆に関係副詞の文を関係代名詞の文に書き換えることもできます。

ただし、<前置詞+関係代名詞>の文に書き換えるとかたい表現になってしまいます。

その場合についても下に書いてみます。









<前置詞+関係代名詞>の文についてはDay51でふれていますが、マークとしてふれています。


関係副詞の場合、先行詞は省略される場合があります。
特に when の場合は the time などがよく省略されます。


上の例文、
Don't forget the time when we first met.
は、先行詞 the time が省略されて次の文になります。

Don't forget when we first met.


関係代名詞では目的語となる関係代名詞が省略されますが、関係副詞では逆に先行詞のほうが省略されることになります。
(特に when と where の場合)

ただし、同じ関係副詞でも why と how の場合は先行詞ではなく、関係副詞のほうがよく省略されます。
そういった why や how が関係副詞として使われる場合についてはDay54で詳しくふれていきます。


それでは関係副詞 when の例文をもう1つ書いてみます。


The day when I got home was the summer vacation.
(私が家についた日は夏休み中でした)


先行詞は The day で、「時」をあらわすので関係副詞には when を使います。
この文のもとの文は次の2つです。


1.The day is the summer vacation.
 (その日は夏休みでした)

2.I got home on the day.
 (その日私は家につきました)


「2」の文の on the day は when におきかえることができます。
(先行詞が時をあらわす the day なので)

前の例文と違って前置詞は「at」ではなく「on」ですが、関係はありません。
(前置詞は「at」のように1つに決まっているわけではありません)

そしてその when を関係代名詞の文の前に持ってきてから「1」の先行詞の後ろにつけた文が最初の例文になります。


また、on the day がおきかわった when は、かたい表現にすると<前置詞+関係代名詞>になりますが、その場合の例文も一応書いておきます。

The day on which I got home was the summer vacation.
(on the day → on which → when)







  where は「場所」を意味しますが、やはり関係副詞として使われる場合もその「場所」あらわします。
考え方もほとんど when の場合と同じです。
まずは次の例文を見てください。


This is the town where I was born.
(これが私が生まれた街です)


この文の先行詞は the town で、場所をあらわす先行詞のために関係副詞には where が使われます。
もとの文は次の2つです。


1.This is the town.
 (これがその街です)

2.I was born in the town.
 (私のその街で生まれました)


「2」の文の in the town が where に代わります。
そして関係副詞の文の前にもってきて先行詞 the town を修飾するためにできたのが最初の例文になります。

この場合もやはり、where は関係代名詞に書き換えることができます。
形は<前置詞+関係代名詞>ですが、やはりかたい表現になります。









もう1つ例文を書いてみます。


I don't know the place where she was born.
(私は彼女が生まれたところを知りません)


この文の先行詞は場所をあらわす the place ですが、特に先行詞が the place の場合はその先行詞が省略される場合があります
省略されると次の文になります。

I don't know where she was born.

また<前置詞+関係代名詞>の文にすると次のようになります。

I don't know the place in which she was born.


もとの文は次の2つです。

1.I don't know the place.
 (私はその場所を知りません)

2.She was born in the place.
 (彼女はそこで生まれました)







  関係副詞として where を使う場合に注意する点があります。
けれども、まだ where について慣れていないうちにここを読むと混乱するかもしれません。
慣れていないと思いましたら、また後ほど読んでみてください。


注意する点というのは関係副詞の文の中で、主語と目的語の両方がある場合に where を使うことができるということです。
つまり、where は関係副詞の文の中で主語または目的語にはならないことになります。

たとえば次の例文を見てください。


I went to Tokyo which is the capital of Japan.
(私は日本の首都である東京に行きました)
[capital = 首都、資本]


先行詞は Tokyo なので、場所をあらわす where を使うように思えますが、この場合は where を使うことができません。
それは上の文の which は which 以下の文で主語になっているからです。

もとの文を書いてみます。


1.I went to Tokyo.
 (私は東京に行きました)

2.It is the capital of Japan.
 (それは日本の首都です)


「2」の文の主語「It」は「1」の文の Tokyo を意味しますが、文の主語となっているので where を使うことができません。
(where は関係副詞の文の中で主語または目的語にはなりません)
この場合は、普通に関係代名詞の which を使った文になります。

ただし関係副詞の文の中で自動詞が使われている場合は目的語を必要としないので、その場合は where を使うことができます。














  関係副詞にも非制限用法があります。
けれども、非制限用法があるのは関係副詞の中でも when と where だけです。

また、関係副詞の前に「,」は必要になります。

それぞれについて例文を書いてみます。


★<when の場合>

when の場合の意味は「(そして)その時」または「それから」になります。
「(そして)その時」とは、その時点におきることをあらわしますし、「それから」とは続いておこることをあらわします。
「それから」は「and」に相当する意味です。
(and then と置き換えて考えることができます)


We got up at six, when I took a shower.
(私たちは6時に起床した。それから私はシャワーを浴びた)



★<where の場合>

where には「そしてそこに」という意味があります。
「そしてそこに」は続いておこることをあらわします。
「and」に相当する意味です。
(and there と置き換えて考えることができます)


I went to Italy, where I had lunch.
(私はイタリアにいき、そこで昼食をとりました)














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